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梅雨の「室内熱中症」に注意! 節電になるエアコン冷房の使い方をダイキンが解説

マイナビニュース / 2024年7月16日 16時43分

画像提供:マイナビニュース

ダイキンはこのほど、エアコンの節電実験を実施。その結果をもとに、節電につながる上手なエアコンの使い方を公開した。
○「熱中症」の救急搬送者の4割以上は"住居"で発症

7月に入り、最高気温が30度を超える日が続いている。消防庁が昨年行った調査では、7月上旬時点で熱中症による救急搬送者数が増加し、8月に入る直前が最も搬送者数が多くなっている。熱中症というと、屋外の炎天下での発症をイメージすることが多いが、実は救急搬送者の4割以上は住居で発症をしていることが分かっており、「室内熱中症」のリスクも注意が必要だという。

外出を控え、室内で過ごしていれば、エアコンを使わなくても「室内熱中症」にならないと思うかもしれないが、高齢者は体が暑さを感じにくいため特に注意が必要。もう1つ、夏場にエアコンを使用していない人の理由として考えられるのが「電気代」。物価高などの影響から、できるだけ生活費を抑えようと、我慢できる日はエアコンを使用しないという選択をとっている生活者もいるかもしれないが、室内熱中症対策のためにも今の時期はエアコンをつけることが重要となる。そこで今回、ダイキンがエアコンの節電実験を実施し、節電につながる上手なエアコンの使い方を公開した。
○検証1・エアコン冷房の風量設定は「弱」と「自動」でどちらが節電?

エアコン冷房の風量設定「弱」と「自動」それぞれで、日中11時間(8:00~19:00)つけっぱなしにして消費電力量を計測し、1カ月あたりの電気料金の違いを調査した。(同じ条件の日が30日(1カ月)続いたと仮定した場合の金額となる)

エアコン冷房の風量「弱」と風量「自動」の消費電力量を比較した結果、風量「弱」が3.85kWh、「自動」が2.79kWhとなり、風量「自動」の方が消費電力量が約3割少ないという結果となった。1カ月換算では、風量「自動」は「弱」と比べて電気代が約990円の差になる。吹出口からの気流が弱い風量「弱」の方が節電につながりそうに思えるが、今回の調査では、風量「自動」の方が節電につながる結果となった。

このような結果になる理由は、風量「弱」にすると、室内機の中にある冷たくなった熱交換器を通過する空気の量が減り、部屋の中を涼しくするのに時間がかかるからだという。そのため、風量「自動」に比べて風量「弱」の方が、圧縮機の運転にかかる負荷が増加し、より多くの電気を使ってしまうことに。

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