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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第4回 「データの一覧」を見やすくしてスクロールを減らそう

マイナビニュース / 2024年7月19日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は、アプリに登録したデータを見やすく、実用的な形で表示する方法を紹介していこう。kintoneは「データの一覧」を自由にカスタマイズできる機能が用意されている。この機能を使って“必要な項目”だけを“好きな順番”で一覧表示することも可能だ。そのほか、データの「検索」や「絞り込み」について紹介しておこう。
一覧表示のカスタマイズ

これまで、アプリを作成して、社内の全員でデータを共有する方法について解説した。今回は、各アプリに登録したデータの一覧を実用的な形で表示したり、データの「検索」や「絞り込み」を行ったりする方法を紹介していこう。

以下の図は、第2回で作成したアプリ(名刺情報を管理するアプリ)に登録したデータを一覧表示したものだ。これまでの回でも紹介したように、各列(フィールド)の幅は、マウスのドラッグにより自由に変更することが可能となっている。

とはいえ、項目の数が多いと、すべての項目が画面に収まらないケースも十分にあり得るだろう。このような場合は、画面を左右にスクロールしてデータを確認しなければならない。

今回は、上図に示した「名刺管理」アプリを使って、取引先に電話したり、メールを送信したりする場合を考えてみよう。「TEL」や「メールアドレス」の項目が表示されるように画面を右へスクロールしていくと、「社名」や「氏名」が画面の外にスクロールアウトしてしまう。これでは「各データが誰のものなのか?」を一目で把握できず、少し使いづらい状況になってしまう。

外出先でスマートフォンからkintoneにアクセスした場合も同様だ。スマートフォンでも、各列の幅を変更したり、画面を左右にスクロールしたりすることは可能であるが、「社名」や「氏名」、「TEL」、「メールアドレス」といった項目をスクロールしながら確認する必要があり、このままでは使い勝手がよくない。

このような場合は「データの一覧」をカスタマイズするとよい。アプリに登録したデータをすべて表示するのではなく、よく使う項目だけを表示するようにカスタマイズしておけば、より実用的なアプリに仕上げることができる。その手順を詳しく解説していこう。

パソコンからkintoneにアクセスし、「アプリ名」をクリックして「データの一覧」を表示する。続いて、「歯車」のアイコンをクリックする。ちなみに、この操作は「アプリを作成したユーザー」(アプリの管理者)だけが実行できる操作となる。

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