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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第4回 「データの一覧」を見やすくしてスクロールを減らそう

マイナビニュース / 2024年7月19日 11時0分

このように、カスタマイズした表示方法を「一覧」として登録しておくと、通常の業務で使用する項目だけをコンパクトに一覧表示することが可能となる。

アプリを作成するときは、必要な項目をすべて網羅するようにフィールドを配置していくのが基本だ。しかし、このままでは項目数が多すぎて「データの一覧」が使いづらくなってしまう恐れがある。

このような矛盾点を解消してくれる機能が、今回紹介した「データの一覧」のカスタマイズとなる。地味な機能に感じるかもしれないが、使い勝手を大幅に改善し、業務の効率化に大きく貢献してくれる機能なので、ぜひ使い方をマスターしておこう。
データの並べ替え

「データの一覧」をカスタマイズする方法を紹介したついでに、データの一覧画面に用意されている各種機能についても紹介しておこう。

まずは、データを並べ替える方法について。この操作はとっても簡単で、各項目のフィールド名をクリックするだけ。再クリックすると、データの並び順(昇順/降順)を逆にすることができる。以下の図は、「社名フリガナ」の昇順にデータを並べ替えた例だ。

単にデータを並べ替えるだけなら、そのつど「新しい一覧」を作成する必要はない。クリックひとつで手軽にデータを並べ替えることが可能だ。

ただし、「漢字を含むデータ」の並べ替えには注意しなければならない。以下の図は「社名」の昇順にデータを並べ替えた例だ。この場合、文字コード順にデータが並べ替えられるため、正しい50音順にはならない。正しい50音順に並べ替えたいときは、別途「フリガナ」の列を用意しておく必要がある。

今回、例に挙げたのは「名刺情報」を管理するアプリなので、数値データが入力されている項目はないが、同様の手順で数値の大きい順(小さい順)や日付の早い順(遅い順)などにデータを並べ替えることも可能となっている。
データの検索

データが何百件、何千件という規模になった場合に備えて、データを検索する方法も覚えておくとよい。これも極めて簡単な操作で実行できる。データを検索するときは、アプリの画面を開き(データの一覧画面を表示し)、右上のボックスに検索キーワードを入力して「Enter」キーを押せばよい。

すると、そのキーワードを含むレコードが一覧表示される。今回はデータ数が少ないためヒットしたのは1件だけであったが、複数件がヒットした場合はそれらが一覧表示される仕組みになっている。続いて、検索結果のリンクをクリックすると……、

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