「変顔」に情熱燃やす日テレ若手同期コンビ、AI顔認証をあざむくバラエティで目指した「突き詰めた先にあるドラマ」
マイナビニュース / 2024年7月18日 6時0分
○体を張って検証もプロデューサーNGに
用意したステージは、顔のぞき・ほふく前進・カニ歩きで進むコースや、音を立てると顔認証カメラが発動するコースといった体力を駆使するものから、2人1組が言葉とジェスチャーで記号を伝えて爆弾解除を目指す知力を必要とするもの。そしてラストには、「電流イライラ棒」(※)の要領で、触れたら体に電流が流れるパネルの間に変顔を通してゴールへ向かう「ビリビリスライダー」が待っている。
(※)…『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!』(テレビ朝日)の名物コーナー。電流の通った棒をフレームや障害物に触れずにゴールを目指すが、触れてしまうと激しくスパークしてしまう。
スパイからの発想で、レーザートラップを組み合わせたステージも考えたものの、「実際に体験できる施設に2人で行ってシミュレーションしてみたのですが、カメラ画で見るとレーザーに当たったか当たってないかが分かりづらくて、ボツになりました」といい、ほかにも様々なバージョンを検討したという。
ちなみに、「ビリビリスライダー」は当初、パネルに触れると顔に巻いた銅テープに電流が流れる仕組みを想定し、2人で体を張って入念にシミュレーションまでしたが、「当然プロデューサー判断でアウトでした(笑)」(村岡氏)とのことだ。
●前のめりで挑んだキンタロー。「すごく懸けてくださった」
今回の挑戦者は、レジェンド・松本明子に、驚異の憑依モノマネの進化が止まらないキンタロー。、芸人界から中岡創一(ロッチ)、尾形貴弘(パンサー)、さらに、バラエティ初出演の“究極の美人声優”結那、イケメン枠としてボーイズグループ・MAZZELのSEITOの6人がそろった。
「もちろんエキスパート的な人も必要ですし、“この人変顔するんだ!”という意外性も大事だと思いました。“変顔”ということでNGが出る可能性もありながら、内に秘めた変顔に対するモチベーションはあるけど、世間的にまだバレていない人というところで、結那さんとSEITOさんに出ていただけて本当に良かったです」(三浦氏)
この6人の中で最初にオファーしたのは、松本明子。『電波少年』での体を張ったロケをリアルタイムで見ていた世代ではないが、「最近でも『ヒルナンデス!』で活躍されていて、変顔と言えばこの人ということでお願いしました。それと、何か予想外なところで笑いを作り出してくれる方なので、そこに期待させていただきました」(村岡氏)と、真っ先にラブコールを送った。
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