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「変顔」に情熱燃やす日テレ若手同期コンビ、AI顔認証をあざむくバラエティで目指した「突き詰めた先にあるドラマ」

マイナビニュース / 2024年7月18日 6時0分

最も前のめりだったのは、キンタロー。。事前のアンケートでは「変顔のレパートリーは何個ありますか?」という問いに「愚問です。」と回答し、制作側から頼んでいないのに打ち合わせまで希望してきたという。三浦氏は「この企画にすごく懸けてくださっているのが伝わってきました」というだけに、「変顔を通したドラマ性という部分が、キンタロー。さんは予想以上に出せたので、すごく良かったです」と手応えを語る。

○海外展開も視野「HENGAO」を共通語に

言語を伴わない「変顔」がテーマということで、海外展開も視野に入れている。「海外事業の担当者にも興味を持ってもらい、シミュレーションや収録に来ていただきました。“変顔”というフォーマットもその理由ですが、今回のシステムは、インターネットに接続せず、PCとカメラをつなぐだけで使用できるので、このアプリケーションをセットで売り出そうという話も出ています」(三浦氏)という。

英語で「変顔」は「silly face」と訳されるが、「もし『変顔スパイ』が海外でヒットしたら、“MOTTAINAI”のように、“HENGAO”も日本語発の共通語になってほしいですね」(三浦氏)と夢を膨らませる。

●「テレビ離れ」世代がテレビ局に入社して…

「テレビ離れ」が叫ばれる世代の2人だが、村岡氏は「テレビが好きでよく見ていて、番組を作っている人はきっと楽しいんだろうなという思いから、テレビ局を目指しました」といい、実際に入ってみて「楽しいです!」と充実の表情。

一方の三浦氏は、理系の大学院に進み、順当にいけばメーカーの研究職に就職する道を歩んでいたが、「学園祭でコント企画みたいなのをやって、映像のネタを作ったんですけど、すごく楽しくて。それを見た尊敬する先輩に“テレビとか向いてるんじゃない?”と言われたので、その言葉を大事にして、視野を広く持って楽しいことをやろうとテレビ局を受けました」といい、こちらも入社して「めちゃくちゃ面白いです!」と声を弾ませる。

こうして2023年に日本テレビに入社し、村岡氏は情報番組『DayDay.』、三浦氏は技術統括局でCG業務を担当してきたが、それぞれ1年目からバラエティの企画書を積極的に提出。なかなか採用されることはなかったが、同期の2人で初めて共同提出した今回の企画が、初めて番組化されることになった。

ただ、バラエティ制作において初心者の2人。そこで、『脱出ゲームDERO!』『謎解きバトルTORE!』というゲームバラエティ番組のチームが全面協力してくれた。

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