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「コンパクト」という特徴を捨て、大画面に生まれ変わった「Zenfone 11 Ultra」をチェック

マイナビニュース / 2024年7月17日 23時33分

「ROG Phone 8」との比較でいうと、ゲームのL/Rボタンなどとして利用できる側面の感圧ボタン「AirTriggers」がない、外付けクーラーの「AeroActive Cooler」がないなど、「長時間にわたってハイパフォーマンスを維持してゲームに適した機能がない」といったところが差別化のポイントになっています。

ただし「Zenfone 11 Ultra」でも、ゲーミング機能として、パフォーマンスなどを管理する常駐アプリ「GAME GENIE」を搭載しています。ゲームプレイ時にリフレッシュレートの設定や着信拒否、サイレントモード、パフォーマンスの設定、画面録画などに加え、マクロを設定しての自動処理も可能になっています。

パフォーマンスをチェックするため、ベンチマークテストを行ってみました。

例えばグラフィックス性能を測定する3DmarkではWild Life Extremeが5,221、新しいテストであるSolar Bayが1,725、Steel Nomad Lightが1,725でした。同じくグラフィックステストのGFXBenchは、マンハッタン3.1が7,448、同オフスクリーンが16,862と言う結果です。

CPU性能を見るGeekBenchだと、シングルコアが2,274、マルチコアが6,993。様々なアプリの動作からパフォーマンスを測定するPCMarkのWork 3.0テストは20,876という結果でした。

順当なパフォーマンス向上を果たしており、性能面での問題はまったく感じません。実際のゲームとしては『原神』も試してみましたが、動作に問題はなく、タッチの反応も違和感はありませんでした。

リアルタイムの音声テキスト化も通話の通訳もできるAI機能

今回、新たに搭載されたのがさまざまなAI機能です。

まずはレコーダー機能。「Google Pixel」や「Galaxy」にも搭載されている、録音された音声を認識してテキスト化する機能が搭載されています。

「ほぼ」というのは、「Google Pixel」ほどはリアルタイムではないということで、一息に話している間は変換されず、わずかに言葉が止まったときに一気に変換される、というイメージ。あらかじめ、AIテキストキット(約3.16GB)をダウンロードしてオンデバイスで変換するので、ネット接続がない状態でもテキスト化してくれます。

何度か試してみたところ、ネットに繋がっている方が精度は高い印象がありましたが、これはたまたまかもしれません。いずれにしても、変換精度はそれほど悪くはなく、実用的なレベルだと感じました。

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