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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第152回 『モンスト』リアルイベント「DREAMDAZEII」、新しいプロ選手が多く誕生した「グランプリ」は番狂わせの連続

マイナビニュース / 2024年7月17日 22時52分

のく選手:先ほども言いましたが、ほかの場所ではうだつの上がらない人間なので、人生が本当につまらなかった中学生くらいの時期に『モンスト』の大会の動画を観て、そこに出ている選手はすごいなって思ったんです。なので、自分自身がこのゲームに救われたと思っているので、プロ選手となった今、積極的に『モンスト』が楽しいよ、勝つとうれしいよと伝えていきたいですね。

虹花/ななか選手:プロライセンスは僕にとって、呪いみたいなところがありました。最初に出場したジュニアグランプリの予選の決勝で対戦して負けた相手が「きまぐれクリティカル」のらせつ選手。2019年の中部予選で初めてグランプリに出たときに負けた相手が「どんどんススムンガ」でした。22年は「AWA」、23年は「ミラノ風カルボナーラ」と、自分よりうまい選手がプロになるんだなっていうのを見せつけられてきたんです。

プロになる機会をプロやプロになる人たちに阻まれてきて、でも、自分はプロツアーで優勝した経験もある。なのにライセンスがないのは何が違うんだろうってずっと思っていました。なので、今回、プロライセンスが取得できたのはすごくうれしいです。プロになったからには、競技シーンや『モンスト』界隈の発展に寄与できればと思っています。

――「AMiiiiDA」はコンスタントにファイナリストになる強さを持つチームとしての印象がありますが、それと同時に決勝トーナメントでやらかしてしまうイメージもあります。今回は、タイムアタックRoundがそのやらかしだったわけですが、その点はどうでしたか。

Koshi選手:その点はまさにおっしゃる通りですね(笑)。今回の最大のやらかしは、タイムアタックRoundです。またこれかって思いました。8位スタートになって、すべての対戦でピック選択権がなくなったわけですけど、昨年の環境のように一強キャラをピックしたほうが完全に有利じゃなかったので、後攻になっても五分のパーティーを作る自信はありました。トーナメントの進み方もなんか自分たちがやりたいタイミングでやりたい相手とやれている感がちょっとあって、逆に追い風が吹いている雰囲気があったくらいです。

――1回戦に勝って、準決勝以降は翌日の対戦となり、対戦相手も絞れた状態だったので、その間、後攻ピックの対策をとったのでしょうか。

KEVIN選手:若干調整を入れた感じですね。Day1で見られた相手チームのパーティー編成を想定して、いろいろなパターンを考えて、パワーバランスをとっていきました。

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