1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

岡安学の「eスポーツ観戦記」 第152回 『モンスト』リアルイベント「DREAMDAZEII」、新しいプロ選手が多く誕生した「グランプリ」は番狂わせの連続

マイナビニュース / 2024年7月17日 22時52分

個人的な話としては、去年の大会では打ち出しを早くしてしまう癖があったんです。今回はそれを抑えて、絶対にここでいけるところまで指を離さないようにしていました。それもあって、ミスが少なかったですね。

――今回の大会はベテランチームもいましたが、若手、もしくは大きな大会ではあまり活躍していなかったチームや選手が多かったと思います。その状況で「AMiiiiDA」の経験値が発揮されたように感じましたが、いかがでしょうか。

のく選手:その点はあったと思います。準決勝の「REBELLION」戦ですが、1試合終わったあと、「REBELLION」のメンバーの顔を見たら、めちゃくちゃキツそうな顔をしていたんですよね。僕自身は結構緊張するタイプなんですけど、大会に限っては緊張しなくて、決めれば勝てるだろう、この中で自分が一番うまいと思って出ているんですよ。その根拠となるだけの準備もしてきましたし、これまでの経験もありますので。なので、1試合落としたあとの切り替えとかはできるんですけど、経験が足りないと負けたまま崩れやすくなるんだと思います。

KEVIN選手:経験値の話をすると、Day1とDay2で戦った相手チームの中に必ず戦ったことがある選手がいて、得意な相手というわけではないですが、相手が何をやりがちとかそういう傾向はわかります。その点はアドバンテージみたいなものはあったかもしれません。

Koshi選手:僕はベスト8に入ったチームの人と交流はあまりないので、よく分からないのですが、ほかのメンバーは「あ、今日、あの選手ミスりそう」とか言うんですよね。で、実際にミスっていて、すごいと思います。

KEVIN選手:まあ、ミスする人を当てられるわけではないですけど、なんか顔色悪いよね、みたいにコンディションを感じられるんです。1回戦目の「クルセイダーズ」戦の2戦目の木のステージで、「クルセイダーズ」は誰もカウントダウンしていなかったんですよ。これはもう、すごく追い込まれているんだなって思って。じゃあ、なおさら落ち着いていこうって思いました。

――モンストグランプリは連覇がないんですけど、来年は「AMiiiiDA」のみがその挑戦権を得ているわけですが、それも踏まえて今後の抱負や目標をお聞かせください。

KEVIN選手:連覇自体にはそんなに興味ないですが、出る大会には優勝したいと思っています。個人的には、もっと大会をおもしろくしたい立場でいたいですね。連覇をすることが盛り上がりにつながるのであれば、狙っていきます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください