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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第152回 『モンスト』リアルイベント「DREAMDAZEII」、新しいプロ選手が多く誕生した「グランプリ」は番狂わせの連続

マイナビニュース / 2024年7月17日 22時52分

Koshi選手:この6年間、大会に出場した人の中で自分が一番負けている気がしていて、地方予選でバトルラウンドにも進めず、20分で帰るような感じの6年間でした。とりあえず優勝できて、めちゃくちゃうれしかったです。

個人的には、家族への負担が大きくて、ずっと応援してくれていた祖父母が去年から病気になって、いろいろなことを忘れるようになってきちゃったんですよね。今、ギリギリ僕のことがわかるくらいなんですけど、今年勝てなかったらちょっと厳しいなって思っていました。なので、絶対に勝ちたくて、さっき電話で優勝報告したんですけど、2人とも喜んでくれて、それがうれしかったです。

のく選手:自分自身は『モンスト』以外ではまったく輝けないタイプの人間で、『モンスト』にかける気持ちでやってきました。『モンスト』をやってきたおかげで、いろいろな人と仲良くなることもできたので、『モンスト』がなければ、もっとひどい人生だったと思います。これだけ熱中して、結果を求めて全力を出せたのもほかにはなく、楽しい経験をさせてもらいました。たかがゲームと言われてきましたけど、そのゲームのおかげで人生が好転したと思っています。なので、本当に心の底からうれしいです。

虹花/ななか選手:2018年にKEVIN選手率いる「アラブルズ」が準優勝してプロになったのをみて、自分もその舞台にいつか立ってみたいと思っていたので、それが達成できたのはうれしいですね。

――今回、すでにライセンスを取得しているKEVIN選手以外の3選手は、プロライセンスの取得権利を得たわけですが、そちらの感想はいかがでしょうか。

Koshi選手:自分は、プロという枠組みにそれほど深い思い入れはなくて、この大会で優勝したい気持ちのほうが大きかったんです。なので、グランプリ以外でも非公式大会とかeスポーツフェストとかプロライセンスの取得できる可能性がある大会にはほとんど出ておらず、グランプリだけに絞っていました。

グランプリは、2019年にタイムアタックRoundで9位になって敗退してしまったんですけど、子どもみたく泣きじゃくってしまって、なんとかキララEL選手やKuM4選手にあやしてもらいました(笑)。そのときに、プロ選手に対して憧れというか、こういう人たちみたいになりたいって思ったんです。プロ自体には思い入れはありませんでしたが、プロ選手には憧れがあり、プロになれたことはうれしく思っています。

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