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ソラコム、IoTカンファレンス「SORACOM Discovery 2024」で4つの新サービス発表

マイナビニュース / 2024年7月18日 11時31分

画像提供:マイナビニュース

ソラコムは7月17日、同社が2016年から毎年開催しているIoTカンファレンス「SORACOM Discovery」を開催。同カンファレンスは、生成AIの台頭を皮切りとする「テクノロジー環境の変化」に関する想いが込められた「変える、今ここから」をテーマに実施された。

基調講演では「IoTとAIで紡ぐ未来」がテーマとして掲げられ、ソラコムが新たに発表した4つのサービスについて紹介された。

同講演にはソラコム 代表取締役社長の玉川憲氏、同社 最高技術責任者である安川健太氏、同社 上級執行役員 CEO of Japanの齋藤洋徳氏らが登壇した。

生成AIとLLMのIoT分野での活用を研究する「IoTxGenAI Lab」

ソラコムは「世界中のヒトとモノをつなげ、共鳴する社会へ」というビジョンを掲げ、「IoTデバイス」「IoTコネクティビティ」「クラウド」という3つのグローバルIoTプラットフォームを展開している企業だ。

「IoTは『遠く離れたものや現場で起こっていることをデジタル化して、ビジネスや社会で活かす』仕組みを指します。一方で、現場のものとクラウドをつなげるには、ネットワークのセキュリティに関する課題や、デバイスの管理、クラウドとのデータ連携といった問題が存在します」(玉川氏)

このような課題を解決して、ソラコムは「ヒトやモノや、それらに付随するイベントが有機的につながり、連携することでより良い世界を実現する未来」を真のIoTビジョンとして設定し、顧客と「データとそこから生まれる知を共有しあう世界」「世界中のヒトとモノが共鳴する社会」の共創を目指しているという。

それに向けて、ソラコムでは生成AIに関する取り組みを進めており、2023年7月には東京大学大学院工学系研究科松尾研究室とビジョンを共有し、AI技術の社会実装に強みを持つ松尾研究所とともに、生成AIとLLM(大規模言語モデル)のIoT分野での活用を研究・推進するチーム「IoTxGenAI Lab」を設立した。

IoTxGenAI Labは、IoT分野において、生成AI、LLMという技術エリアに特化し、顧客ニーズに基づくユースケースの調査や新価値創造への探求を行う組織。生成AI、LLMの技術動向と利用方法を継続的にリサーチし、IoTサービスへ反映することで顧客課題を解決することをミッションとしている。

「IoT x GenAI Labの取り組みを通じて、『デバイスの入出力』『ドメイン知識やデータ』『生成AI』を組み合わせることによって、IoTのビジョンへの近道になるということが分かりました」(安川氏)

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