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新生「ROG NUC」レビュー、ASUSがおくる下位モデルでも十分強力な小型ゲーミングPC

マイナビニュース / 2024年7月21日 8時11分

画像提供:マイナビニュース

ASUSのゲーミングブランド「ROG」とIntelから引き継いだ小型PCブランド「NUC」が融合したゲーミングPC「ROG NUC」が登場した。デスクトップ型のゲーミングPCがほしいけど設置スペースは取りたくない、という人にピッタリの1台だ。さっそく使い勝手や人気ゲームでどこまでフレームレートを出せるのかチェックしてみた。

ROG NUGは、モバイル向けのCPUとGPUを採用し、縦270×横180×高さ50mmというコンパクトなサイズを実現したゲーミング向けのデスクトップPCだ。構成は下記の通り2つあり、今回試用したのはあえて下位モデル。ハイエンドモデルは35万円を超えてかなり高価だが、下位モデルは27万円前後と比較的現実的な範囲に収まっている。

ゲーミングノートPCに近いスペックではあるが、デスクトップ型なので組み合わせるディスプレイ、マウス、キーボードなどを自由に選べるのが強みだ。さらに、インタフェース類も充実しており、USB 3.2 Gen2×4、USB 2.0×2、Thunderbolt 4×1、HDMI 2.1出力×1、DisplayPort 1.4a出力×2、2.5Gの有線LAN、SD Express 8.0カードリーダーを備えている。

映像出力はThunderbolt 4も含めると4系統もあり、最大4台のディスプレイの同時出力が可能だ。ワイヤレス機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3をサポート。OSはWindows 11 Homeで、このあたりのスペックは上位、下位とも共通している。

拡張性の高さもポイントだ。標準でNVMe SSDが1枚搭載されているが、内部には2スロットの空きがあり、あとから増設が可能になっている。内部にもアクセスしやすくなっており、小型でもメンテナンス性は良好だ。左側面(横置きだと天面側)には色と発光パターンをコントロール可能なLEDが内蔵されているのはゲーミングPCらしいところ。

CPUはNPU内蔵のCore Ultra 7 155Hを採用

今回試用する下位モデルは、Intelの最新モバイル向けCPUとなるCore Ultraシリーズから、「Core Ultra 7 155H」を採用。パフォーマンス重視のPコアを6基、効率重視のEコアを8機、省電力のLP Eコアを2基で合計16コア22レッドで構成されている。動作クロックは最大4.8GHzだ。処理内容に合わせて使用するコアを変えることで、ワットパフォーマンスを高めているのが特徴と言える。また、最大のポイントはAI処理専用の「NPU」を内蔵していること。対応アプリがあれば、AI処理を高速かつ省電力に行えるのが強みだ。

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