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忽那汐里、海外進出で芽生えた“日本人としての誇り”「これからも大切に」『デッドプール』ユキオ役の反響も語る

マイナビニュース / 2024年7月22日 7時0分

――ユキオとご自身の共通点はありますか?

ポジティブなところが共通点だと思います。ユキオのようにあそこまでハイテンションではないですが、根のポジティブ具合は相当似ていると思います。

――ポジティブさが似ていると演じやすさも感じましたか?

あんなに声のトーンも変えて役作りに挑んだことはなかったですが、『デッドプール2』の時、すぐに「これでいこう」と思い浮かび、全部終わったときにプロデューサーが「イメージしていた通りに演じてくれてよかった」と言ってくれたので、勘が当たったのかなとは思います。

●海外で経験重ね「タフに」 役者業に対する意識も変化
――2007年に女優デビューされてから17年経ち、国内外で活躍されていますが、今の役者業に対する思いをお聞かせください。

ここ数年は日々変化があるくらい、私の人生の中でも特に変化の多い時期だと感じています。以前は「役者業は仕事」という感覚が強かったですが、最近は「芝居が人生」と思うようになり、プライベートで経験したことが芝居に密接に影響しているという感覚がすごく強いです。今は仕事という捉え方をしていなくて、自分の人生の経験の一部という感覚です。

――何か変わるきっかけがあったのでしょうか。

自分と向き合う時間が長くなっていったのかなと。去年、30代に入ってから考え方が変わってきた気がします。芝居を人生と捉えるようになって、今すごくいい状態でいられているので、これからが楽しみです。

――『デッドプール&ウルヴァリン』の現場で、『デッドプール2』の時と比べてご自身の変化を感じることはありましたか?

『デッドプール2』の時は、緊張したというより圧倒されていました。今までの現場と勝手が違い、セキュリティー面もそうですし、ライアン・レイノルズを目の前にすると存在感があり、ウェイドというエネルギーの強い役を目撃して圧倒され、そのまま終わった感じがあって。でも今回は、いろんな経験を経て戻ってきて、素の自分としてリラックスして現場にいられた感じがあり、それは大きな違いでした。

――アメリカの仕事に軸を置いてからの変化も改めてお聞かせください。

生活面での変化があまりにも大きくて、長期の撮影を経験すればするほど、タフになってきたなと感じています。アメリカの仕事に軸を置いているといっても、ハリウッド作品は毎回撮影する国が違って、その都度、全然違う国、文化、環境の中で生活をしていく感じで、毎年新しい場所で新しい学びがあります。

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