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忽那汐里、海外進出で芽生えた“日本人としての誇り”「これからも大切に」『デッドプール』ユキオ役の反響も語る

マイナビニュース / 2024年7月22日 7時0分

――14歳までオーストラリアのシドニーで住んでいた忽那さんでも、相当なチャレンジなわけですね。

海外に住んでいたと言っても、家族と住んでいたので。さすがに1人で半年以上海外にいなくてはいけないというのは嫌ですね(笑)。もともと一人旅もしないタイプだったので、半強制的に違う国で長期間生活しなければいけないというのは、人としてチャレンジングな分、自分と向き合いますし、そういう意味で成長はすごくあると思います。

――人としても役者としても成長を感じられそうですね。

一流のスタッフさんと仕事ができるというのは、とても恵まれているなと感じています。自分自身のパフォーマンスも変わりますし、みんなで異国で長期間撮影に挑んでいるからこそ、気持ちの面でも違うというか、すごく濃厚な現場を経験できているなと思います。そして、現場だけでなく人生としていろんなことを経験できていて、それが芝居の成長にもつながっていると思います。
○「日本人であることを前面に出して活動していけたら」

――逆に、海外に出たことで気づいた日本の良さはありますか?

ここ数年海外に出ている中で自分に起こった一番大きな変化は、日本人としての自分、日本人としての誇りがすごく強くなりました。以前は正直そういうものはなかったのですが、外国の文化にはない繊細さなど、日本ならではの魅力を感じるようになり、海外の現場に入ると、そこを前面に出してアピールするようになりました。

――今後の活動はどのように思い描いていますか?

今自分がこういうことを伝えたい、こういう作品に出会いたいと思うものを確実にやれるように、引き寄せていけたらいいなと思います。私たち役者は、自発的に企画を立ち上げない限りは、オーディションを受けて、巡り合わせで作品につながっていくので、なかなか自分の思い通りに行かないと思いがちですが、ちゃんとアンテナを張っていたら、自分がその時にやるべきものに巡り合えると思うので、そうなっていくようにやっていけたら思います。

――そして、日本人としての誇りを胸に、日本の良さを発信していきたいという思いが、これからの一つ大きな原動力になっていくのでしょうか。

そうですね。そこが一番の自分の特徴というか、ほかの海外の役者さんとは違う自分らしさだと思っているので、これからも日本人として誇りを大切に、日本人であることを前面に出して活動していけたらと思います。

■忽那汐里
1992年12月22日生まれ、オーストラリア出身。2006年、「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年、TBS系ドラマ『3年B組金八先生』の第8シリーズで女優デビューを果たした。その後、日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』(2011年)などで注目を浴び、数々のドラマや映画に出演。2018年よりハリウッドに本格進出し、ユキオ役を演じた映画『デッドプール2』(18)が話題に。そのほか、近年の主な出演作は、映画『オー・ルーシー!』(18)、Netflix『アウトサイダー』(18)、『マーダー・ミステリー』(19)、『サンクチュアリ -聖域-』(23)など。

(C)2024 20th Century Studios / (C)and 2024 MARVEL.
(酒井青子)



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