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「Lunar Lake」Deep Diveレポート - 【Part 3】Platform Controller Tileについて

マイナビニュース / 2024年7月21日 15時21分

○ということで

一通りCOMPUTEXで行われたLunar Lakeに関する詳細についてご紹介し終わる事が出来た。全体として言えば、性能上限で足を引っ張っりそうなのが64bit幅に狭められたメモリバスであり、ただこのメモリバスに合わせて全体のパフォーマンスをうまく調整する事で、Snapdragon X Eliteに負けないSoCを構築した、という感じだ。もっと消費電力を増やせばピーク性能は上がるだろうが、その場合メモリ帯域がボトルネックになりやすい。64bit幅のメモリで性能を発揮できるギリギリのところに性能の目標を置いた、というのはSoCの設計目標としては不思議な気がしなくも無かったが、結果としてこれはこれでバランスの取れた構成になった、と言える。

Gaming性能とかも十分と言えるか? と言えば怪しいのだが、Snapdragon X Eliteよりは上だろう(Ryzen AI 300シリーズに勝てるかは未だわからないが)。あくまでCopilot+搭載のミニノートあるいはスリムノート向けには良いソリューションになりえるとは思う。このように本来の用途としてはベストだろうLunar Lakeではあるが、このバランスが崩れるような、それ以上の用途を期待するものではないとは思える(将来のNUCとかにはいいかもしれない)。
(大原雄介)



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