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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第153回 『スト6』初の「TOPANGA Championship」は、新進気鋭のザンギエフ使いがオープン予選から勝ち上がる

マイナビニュース / 2024年7月23日 17時47分

見事、優勝したこばやん選手にインタビューです。

――おめでとうございます。優勝したいまの感想をお聞かせください。

こばやん選手:正直、本戦ファイナルは負けまくって終わるのかなって思っていたんですけど、勝てて本当にホッとしています。トパチャンは数ある大会のなかでも結構、特殊で、試合は長期戦、予選からの参加で期間も長く、対策する時間も長かったので、自分のモチベーションを維持し続けるのが本当に大変でした。それでもやはりいい試合を作っていきたい一心で、がんばってきてよかったと感じています。

――国内の大きな大会だと「ザンギエフ」が優勝することは記憶にないくらい久しぶりだと思います。

こばやん選手:正直、『スト6』がリリースされたばかりのシーズン1のころ、「ザンギエフ」はほかのキャラクターに比べて、力不足な印象でした。それでも使い続けて、練習した結果が出てきたんだと思います。運良く、調整で能力が向上したので、タイミングもよかったと思います。

――「ザンギエフ」は苦手なキャラクター相手だととことん不利になりますが、一般的に相性が悪いと言われている組み合わせを物ともしないように感じる結果を残せていました。

こばやん選手:「不利な組み合わせ」はどうしても出てくるので、そういった場合でもまずは気持ちで負けないようしていました。そのうえで対戦相手の癖だったり、刺さりそうなポイントを試合中に冷静に分析したり、そのあたりが勝ちにつながったのかもしれません。あとは苦手な相手って、それだけで燃えるところもあるんですよ。不利だからこそ勝ってやろうって。それがいい方向に行ったのかなと思いますね。

――『スト6』をはじめとする対戦格闘ゲームは、ベテランが強さを発揮してきましたが、今大会を含め、若手も台頭してきています。こばやん選手も若手に部類されると思いますが、そこはどうお考えですか。

こばやん選手:そのことはあまり気にしていません。たまたま自分が運良く力を付けていた時期に「ザンギエフ」が上方調整され、結果が残せたんだと思っています。ただ、プレイ人口が増えてきているのは感じます。

――先ほどの話ではシーズン1から「ザンギエフ」を使い続けているとのことでしたが、『スト6』になって、キャラを「ザンギエフ」に決めた理由を教えて下さい。

こばやん選手:正直、『ストリートファイターV』の「ザンギエフ」はカッコいいと思えなかったんですけど、『スト6』の「ザンギエフ」は素直にカッコよくて使いたいと思いました。

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