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岡安学の「eスポーツ観戦記」 第153回 『スト6』初の「TOPANGA Championship」は、新進気鋭のザンギエフ使いがオープン予選から勝ち上がる

マイナビニュース / 2024年7月23日 17時47分

最初はあまり強くなかったんですけど、そもそも自分の『スト6』が未熟な状態でしたので、もっとうまくなれるとは感じていました。弱い時代にやり続けていたことで、現シーズンで上方調整されたときに、結果を出せたんだと思います。『スト6』がリリースされて1年経ちましたけど、いい1年だったと思います。

――最後にファンへのメッセージと今後の目標をお願いします。

こばやん選手:大会に勝ちたい気持ちももちろんあるんですけど、自分らしい勝ち方をファンの方に見てもらいたいですね。それで結果を出して、応援してくれている人たちに還元していきたいと思っています。

――ありがとうございました。

今回のトパチャンは、招待枠24名全員がチーム対抗プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」の出場選手であるSFリーガー。その枠に入れないSFリーガーもいました。

実力者がその実力を遺憾なく発揮している現状況では、SFリーガー以外のプロ選手はもちろん、プロライセンスを持っていない選手が勝ち抜くことは難しいと言えます。そんななか、プロライセンスを持っておらず、22歳の若さの兼業プレイヤーがトパチャンを制したのは、まさに快挙でしょう。

今年の2月に開催された世界大会「CAPCOM CUP X」の優勝者であるUMA選手も兼業プレイヤーであり、最強ティアとは言い難いキャラ「ジュリ」を使っていました。これは『スト6』がまだ熟れていないこともあるでしょうが、まだ見ぬ実力者がたくさんいることも示しています。

今後も新しい選手が登場することと、中堅・ベテラン勢の巻き返しがあると信じて、『スト6』の競技シーンには期待しかありません。

(撮影/志田彩香)

著者 : 岡安学 おかやすまなぶ eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。様々なゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在は、Webや雑誌、Mookなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。@digiyas この著者の記事一覧はこちら
(岡安学)



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