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フジ上垣皓太朗アナ、新人離れの風格の奥にある好奇心と行動力 目指すは「東京のローカルアナウンサー」

マイナビニュース / 2024年7月22日 15時0分

――「夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか」というフレーズで有名ですが、小学1年生で意味は理解していたのですか?

意味は分かってないのですが、素敵だということは何となく分かっていた感じです(笑)。そのものまねをやったりしていたのが、最初のきっかけだったと思います。

それから小学校高学年になると東日本大震災があって、同じ年に紀伊半島の大水害があったんです。もともとテレビが好きでよく見ていたのですが、テレビを見る中で災害報道を見る時間が多くなって、そこでアナウンサーが目の前に出てきてしゃべるという機会がすごく増えました。この頃は、アナウンサーが起きたことを伝えるだけでなく、命を守るための呼びかけもするという役割になりつつあるときで、「尊敬できる大人って、こういう人たちのことを言うのかもしれない」という気持ちとつながって、すごく意識するようになりました。

――趣味に「AMラジオを聴く」とありますが、やはりラジオとの出会いも大きかったですか?

そうですね。高校生の時、たまたまNHKの『ごごラジ!』という神門光太朗アナウンサーがやってらっしゃった番組を聴いて、投稿を送ってみたら、生放送中に電話がかかったのですが、それが取れなかったんです。

――「5コールの間に出てください」みたいなやつですね。

はい。その時に神門アナウンサーが放送中に留守電を残してくれていたのですが、取り逃したもったいなさもあって、しばらく聴かないと気が済まなくなってしまって(笑)。それから他の番組も聴いていくうちに、ラジオはアナウンサーの人格がすごく前面に出てくるのが面白いなと思って、自分は話すことも言葉も好きですし、これはもうアナウンサーの採用試験を受けることになるんだろうなと思ったんです。

――運命を感じたと。

そうですね。それで自分の中でやりたいこととして、防災報道、ラジオ、競馬実況の3つの柱があって、どれかができる局に行きたいという気持ちがあったので、競馬中継のあるフジテレビに採用していただけて、すごくうれしかったです。

――競馬実況にも興味があったんですね。

大学生の時、2021年のエリザベス女王杯を見ていたら、人気薄だったアカイイトという牝馬が予想に反して勝ったんです。そのときに、カンテレの岡安(譲)アナが「これは運命の赤い糸」とドラマチックな実況をされていて話題になったのですが、競技としての魅力が実況でさらに引き立つというのを感じて、もし自分がアナウンサーになったら絶対やりたいなと思いました。

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