1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

フジ上垣皓太朗アナ、新人離れの風格の奥にある好奇心と行動力 目指すは「東京のローカルアナウンサー」

マイナビニュース / 2024年7月22日 15時0分

――その経験もアナウンサーに生きますよね。

そうなんです。自分が興味を持っているものだから、図らずもつながっているのかなと思います。それと、おそらくアナウンサーという仕事は、どんなこととも結び付けることができるのではないかと思っているんです。新しいことを知りに行って、それを仕事の中に取り込んでいければと思っています。

●河田町旧社屋周辺を歩いて高低差を楽しむ
――「高低差のある地形を偏愛しているので、1年目のあいだに、東京・河田町のフジテレビ旧局舎跡地周辺を歩いてみたいものです」とコメントされていましたが、これは実行されましたか?

はい。曙橋駅と若松河田駅の間でおそらく10mかそれ以上の高低差があるのですが、その間の斜面の上にかつてのフジテレビ社屋があったんです。そこから、「これはやはり電波を出すから丘の上に作ったんだろうか」とか、推測するんです。「他の局はどうだったっけ?」とか、いろいろ考えるのが面白くて。

――お天気キャスターをやる上でも、地形を知って大雨の時に水が溜まりやすいところなどを把握しておくのは役立ちますよね。

間違いないですね。いろいろ調べていくと、東京の地形は面白いなと思いました。

――高低差を偏愛していると、お台場は面白くないのでは?(笑)

いや…(笑)。でも、ここが埋め立てられてからの変遷などを考えだすと、いろいろ歴史があって面白いんですよ。

――高低差が好きで、二級小型船舶免許もお持ちだというのを聞いて、タモリさんとの共通点も感じますが、目標とされるアナウンサーは、どなたになりますか?

青嶋達也さんです。最近、「何を話すか」以前に「何を見ているか」が大事だとすごく思っていて、こと実況となると、基本的には見たものについてしか話すことはできないので、同じ場所から見ても、実際に目に入っていないと伝えられないんです。例えば競馬で「ブロードアピールが差してきた」と言うには、後方まで見てないといけない。そういう意味で、青嶋さんは“見るプロ”でいらっしゃると思うので、ゆくゆくはいろんなことを教えていただけたらと思います。

○「この人たちに向けて伝えているんだ」という気持ちを込めて

――いろいろ興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に月並みではございますが、抱負をお願いします。

傑出したアナウンサーになりたいという気持ちはそんなにないんです。自分の素直な気持ちとしては、地域に出ていきたいというのがすごくあります。人が生活をする場は地域であると信じているので、全国に向けて何となくお伝えするのではなく、“この人たちに向けて伝えているんだ”という気持ちを込めていきたいと思っています。そういう意味で、「東京のローカルアナウンサー」になりたいと考えているので、そのためにもいっぱいいろんなことを知っていきたいと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください