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「セミFIRE」「ゆるFIRE」資金がいくらあればできるのか試算してみた

マイナビニュース / 2024年7月23日 10時39分

画像提供:マイナビニュース

昨今、「FIRE」という言葉をよく聞くようになりました。早期にリタイアして、その後は資産運用によって生活していくスタイルですが、完全な「FIRE」は多額の資金が必要です。そのため、自分には関係ない話と思っている人は多いようです。しかし、「セミFIRE」や「ゆるFIRE」なら、そこまで多くの資金がなくても実現できる可能性があります。不労所得を得ながら、ゆるく働くスタイルなので、社会とのつながりを持ちつつ、仕事に縛られない生き方ができます。「FIRE」よりも難易度の低い「セミFIRE」「ゆるFIRE」は、いくら資金があれば達成できるのか試算してみました。今後注目の生活スタイルになるかもしれませんね。

「FIRE」と「セミFIRE」「ゆるFIRE」どう違う?

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early (経済的な自立と早期退職)」の頭文字をとった言葉で、定年を待たずにリタイアして、それまでに築いた資産を運用しながら生活することです。一般的に言う「早期退職(アーリーリタイア)」は、定年前に退職して、その後は貯金や退職金の取り崩しと年金によって暮らしていくスタイルですが、FIREは、投資元本を用意して、その運用益で生活していくスタイルになります。そのため完全なFIREであれば、元本を減らすことなく生涯を終えることができます。

FIREには「4%ルール」というものがあります。投資資金を年利4%で運用し、その運用益の範囲に年間の生活費が収まれば資産が減らないという考え方です。これをもとにすると、年間の生活費の25倍の資産があれば、FIREが達成できることになります。仮に年間の生活費が400万円であれば、1億円の投資元本が必要となります。

このように、完全なFIREをするためには、非常に多くの投資元本が必要となるので、実現できる人は限られてきます。しかし、リタイア後も、アルバイトや副業などで収入を得られれば、その分、必要となる投資元本は減らすことができます。完全に働くことをやめるのではなく、ゆるく働き続けることで、FIREに必要となる資産を半分にすることができれば、実現できる人は多くなるでしょう。このような、運用益とアルバイトなどの労働収入の2つで生活するスタイルを「セミFIRE」、「ゆるFIRE」、「サイドFIRE」などと呼びます。
「セミFIRE」「ゆるFIRE」はいくらあればできる?

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