1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「セミFIRE」「ゆるFIRE」資金がいくらあればできるのか試算してみた

マイナビニュース / 2024年7月23日 10時39分

ここでは、総務省の家計調査の平均値を参考にして、年間の生活費を求めましたが、個々の状況によって生活費は異なってきます。また、リタイア後にいくらに収入を得られるのかも状況によりけりです。そこで、生活費、労働収入ごとに、数パターンを作ってシミュレーションをしてみました。なお、運用利回りは4%で税金を考慮しています。

<セミFIREに必要な資産>

新NISAを活用すれば運用益が非課税

ここまでのシミュレーションでは、配当金や売却益に課税される約20%の税金を引いたあとの金額で必要な資産額を求めていますが、新NISAを活用すれば、生涯を通じた投資枠である1,800万円以内で生じた運用益には税金がかかりません。そのため、必要な資産がその分少なくて済みます。また、必要な資産を作る際にも、新NISAを活用することで効率的に資産を増やしていくことができます。資産額によっては、新NISAと課税口座を組み合わせる必要が出てきますが、まずはNISA口座を限度額まで使うことを心がけるといいでしょう。新NISAは非課税期間が無期限である点も長期間の運用が前提となるFIREに適しているといえます。

石倉博子 いしくらひろこ ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。ブログ「ファイナンシャルプランナーみかりこのお金の勉強をするブログ」も運営中! この著者の記事一覧はこちら
(石倉博子)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください