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IT企業らが参画しNPOを支援するNPTechイニシアティブ、2023年度の進捗を報告

マイナビニュース / 2024年7月24日 7時5分

インテル

「AI Everywhere」(あらゆる場所でのAI活用)を掲げるインテルは、クラウドだけでなくクライアントPCやエッジまでAIの活用場面が広がるとして、AIに関連した講座やセミナーを展開している。「AI for Citizens」や「Intel AI for Future Workforce」など、AIを冠したプログラムを複数実施中だ。

インテル 執行役員の高橋大造氏は「AIに特化した学習プログラムを、今後は企業だけでなくNPOの皆様にも展開することで、より新しい技術の理解や習得を支援できれば。AI活用の場が広がる中で、PCスキルの基礎に加えてAIの導入に関する研修やセミナーも計画していきたい」と述べていた。

TIS

TISは2023年度のNPTechイニシアティブの活動において、ITセキュリティに関するセミナーを実施した。情報セキュリティはデジタル技術を使うに際に必須とされるリテラシーであるため、このテーマを選択したとのことだ。

セキュリティをテーマとしたセミナーには60人のNPO担当者が参加。なぜ情報セキュリティが必要なのかや、情報セキュリティの基本、日常での情報セキュリティ対策について解説した。

参加者に対しアンケート調査を実施したところ、「結局は人的被害を抑えること、データを扱う側のリテラシーが大事ということを再確認できた」「セキュリティのためには個人の意識を上げることが大切だと分かった」「セキュリティの重要性が理解できた」といった意見が寄せられたそうだ。

TIS コーポレートサステナビリティ推進室 室長の守安紀子氏は「2024年度にはITシステム開発について、ITベンダーへの発注の方法について研修を実施する。ITシステムを使ってみたいと思っているNPOの方に向けて、何から始めてよいか分からないといった問題を解決できれば」と、2024年の予定を紹介した。

伊藤忠テクノソリューションズ

CTCは2024年度からNPTechイニシアティブに参画する。社会からの要請への対応と自社の強みの強化につながる活動として、同社は気候変動への対応と人権尊重を特に重視しているという。そうした中で、生物多様性を学ぶための社内勉強会の開催やCTC未来財団への支援など、さまざまな社会貢献活動を継続してきた。

同社が実施した社内アンケートの結果、マテリアリティを意識した仕事に取り組みたいかについて聞いたところ、88%の社員が「はい」と回答。この割合は前年の調査と比較して24ポイント上昇しており、社内でもマテリアリティを重視する機運が醸成されつつあるという。

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