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J:COMのパラスポーツ応援番組『パラスポチアーズ!パラアスリート全力応援』撮影現場に潜入、大会MCの中山秀征さんに見どころを聞く

マイナビニュース / 2024年7月23日 21時3分

画像提供:マイナビニュース

7月17日に、J:COMのオリジナルチャンネル「J:COMテレビ」でパリ2024パラリンピックの放送を行うことが発表されました。今大会は初の試みとして、同社の地域情報アプリ「ど・ろーかる」での配信も行われ、スマホ/タブレットでの視聴が可能となります。

パリ2024パラリンピック中継のメインMCを務めるのは、2021東京/2022北京に続き、3大会連続で番組MCを務める中山秀征さん。中山さんは「J:COMテレビ」で放送中のパラスポーツ応援番組『パラスポチアーズ!パラアスリート全力応援』にも出演するなど、パラスポーツと関わり、その魅力を伝えています。

今回、特別に『パラスポチアーズ!パラアスリート全力応援』の番組収録にお邪魔することができましたので、その模様をご紹介します。
○立位から車いすへの転向から約2年で出場を勝ち取った七野一輝選手

この日取材させていただいたのは、卓球の男子クラス4で初めてのパラリンピック出場を決めている七野一輝選手です。

パラリンピックの卓球は、障害の種類や程度によってクラスが分けられており、同程度の障害の選手どうしで競うことになっています。七野選手が出場するクラス4は車いすに乗った状態でプレーするクラスのひとつですが、実は七野選手は前回の東京大会において、杖で体を支えてプレーする立位のクラスで出場まであと一歩のところまで迫っていました。

しかし、七野選手は2022年に練習中の転倒がきっかけで立位でのプレーが難しくなり、車いすのクラスへの転向を行うことになります。七野選手自身はこの転向について「立っているときよりも可動域が広がって、できることが増えました」と話していましたが、「車いすに転向してすぐ勝てるとは思っていなかった」とも語っており、転向から約2年で代表の座をつかむのは簡単なことではなかったようです。

取材当日は、まず七野選手がコーチと練習に取り組むシーンの撮影から始まりました。訪れた東京都内の卓球場は、七野選手が普段から練習を行っているという、いわばホームともいうべきところです。

コーチとの打球練習は、七野選手が車いすに乗っていること以外、おそらく健常者の卓球の練習風景と同じ。球速も、素人目には一般的な卓球競技と違いはないように見えます。

なお、健常者の卓球ではさまざまな戦型がありますが、車いすクラスの卓球ではすべての選手が台から離れずにプレーする前陣型にあたるそうです。ラケットもペンホルダーグリップのものを使うことはなく、すべてシェークハンドが基本とのこと。ラバーは表面に粒々があり、回転がかかりにくく、また相手の回転の影響を受けにくいタイプのものを七野選手は使っています。

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