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『光る君へ』第28話、視聴者が最も注目したのは…定子の逝去を知って泣き崩れる一条天皇 画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年7月28日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

●早すぎる死に大きな衝撃
テレビ画面を注視していたかどうかがわかる視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、21日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第28話の視聴者分析をまとめた。

○「よもすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき」

最も注目されたのは20時42分で、注目度77.2%。中宮・藤原定子(高畑充希)の逝去を知った一条天皇(塩野瑛久)が泣き崩れるシーンだ。

定子の兄・藤原伊周(三浦翔平)と、定子の弟・藤原隆家(竜星涼)は深い闇夜の中、定子の出産の報告を今か今かと待ちわびている。そんな2人のもとに清少納言(ファーストサマーウイカ)が姿を現した。「皇子様か?」伊周は清少納言に詰め寄ったが、清少納言のあまりにも憔悴しきった姿に伊周は嫌な予感を覚えた。「なんだ?」と恐る恐る尋ねる伊周は、最悪の事態を聞かされる。清少納言から到底受け入れられない報告を受けた伊周は、真偽を確かめるべく定子の寝所へと急いだ。しかし、そこには、目を閉じて冷たくなった定子のなきがらが、静かに横たわっていたのだった。定子は姫皇子を出産したあと、みまかっていた。「定子…」伊周は涙をにじませながら妹に話しかけるが、返事はない。

伊周のあとを追い、ぼう然と立ち尽くしたまま兄妹の様子を眺めていた清少納言は、ふと衣桁に紙が結ばれているのに気づく。清少納言は紙を手に取り、中を確かめると「伊周様、こちら…」と、紙を伊周に差し出した。紙には定子の詠んだ歌が記されていた。「こんなにも悲しい歌を…」伊周は深い悲しみの感情に包まれると同時に、強烈な怒りの炎を立ち昇らせた。「全て…あいつのせいだ!」と、強く憎悪をあらわにすると、「あいつ…」と、清少納言が聞き返す。伊周は「左大臣だ!」と叫び、「あいつが大事にしているものを、これから俺がことごとく奪ってやる!」と怒りをたぎらせた。

兄の怒り狂う姿を、寝所の外からうかがっていた弟・隆家は、兄とは対照的に表情も変えず冷静そのものだった。「あ~っ!」隆家の慟哭(どうこく)が響く。「よもすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき(夜通し愛を誓いあったことをお忘れではないですよね。私のことを思い泣いてくださるその涙の色とは、いったいどのようなものなのでしょうか)」一条天皇は、愛する定子がこの世を去ったと知ると、あまりの衝撃にひとり、悲しみの涙を流した。

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