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バッテリーもメモリもSSDもType-Cも増えた! 進化したASUS「ROG Ally X」レビュー

マイナビニュース / 2024年7月26日 7時11分

その代わりに外部GPUを接続できるROG XG Mobileインターフェースは削除されたが、USBが2ポートあるほうが利便性は圧倒的に上だ。

○操作系にも改良が入ってより使いやすく

操作関連にも改良が加わっている。十字キーはデザインが変更され、微妙に大きくなり、筆者の感覚としては入力が軽くなった印象だ。格闘ゲームにおけるコマンド入力がよりやりやすくなった。

ジョイスティックも500万回の耐久試験をクリアした新しいものになり、使った感覚としては若干重くなり、微妙な調整がしやすくなった。FPSやTPSでの照準をより合わせやすくなったと言える。

上部にあるトリガーとバンパーも角度が付いてボタンを素早く押し込みやすくなった。さらに、背面のマクロボタンは小さくなり、本体をグリップしているときに誤入力しにくくなった。操作系は、ユーザーの声による改良を非常によく感じる部分だ。実際にゲームをプレイしても操作しやすくなっている。

○バッテリー容量が2倍に! ゲームなら3時間、動画は10時間以上

ROG Ally X最大のトピックと言えるのがバッテリー容量が2倍になったことだろう。ROG Allyは、バッテリー駆動時間がヘビーゲームで最大2時間、Netflix&YouTube視聴で6.8時間となっていた。

それに対して、ROG Ally Xはヘビーゲームで最大3時間、Netflix&YouTube視聴で11.7時間と大幅に駆動時間が延びている。実際に、PCMark 10のBatteryテストからGamingとVideoを実行してみた。

バッテリーが100%の状態から残り3%までの時間だ。動作モードはパフォーマンスに設定している。ROG Ally XのGamingはほぼ公称通りの2時間58分、動画再生のVideoでは14時間12分と公称を大幅に上回る駆動時間を見せた。

これなら、バッテリー駆動でゲームをプレイしたり動画をのんびり見るのも十分アリだ。エンタメ系コンテンツ消費のデバイスとして使いやすさも大幅にアップしたと言える。
○AFMFやFSR 3.1の登場で高フレームレートが出やすくなった

ここからは性能をチェックしていこう。PCの総合的な性能を見る「PCMark 10」と定番3Dベンチマークの「3DMark」に関しては従来のROG Ally(上位モデル)の結果も掲載する。動作モードは、すべてのテストでTurbo(30W)に設定して実行した。なお、RSRはオフにしている。

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