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「新築マンション価格高騰」は近畿圏でも! 大阪府や京都府で平均価格が1億円突破のエリアは?

マイナビニュース / 2024年7月30日 12時31分

画像提供:マイナビニュース

LIFULLは7月29日、近畿圏2府4県における2024年新築マンションの平均価格を調査し、発表した。調査は、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県内で分譲された新築マンションのうち、「LIFULL HOME'S」に広告掲載された物件を行政区&自治体単位で集計。各マンションにつき、分譲期ごとに最高価格/面積と最低価格/面積を抽出し平均値を算出した。

○首都圏以上に近畿圏の新築マンション価格は上昇基調

昨今、首都圏と同様に近畿圏でも資材価格の高騰に伴う不動産価格が上昇基調にあり、なかでも大阪市内や京都市内の中心部では1億円を超える新築マンションの分譲が相次いでいる。また、物件の価格上昇だけでなく、住宅ローン金利に影響がある長期金利の上昇も予想され、新築マンションの購入を検討する人にとって「いつ、どこで買うか」と難しい判断が必要となる。そこで今回、子育て世代をはじめ、よりコストパフォーマンスの良い周辺県に移住したいと考える人に向け、同調査が実施された。
○【大阪市内】平均m2単価:福島区の200万円台は近畿圏内で最高額、東京23区内と同水準

大阪市内の新築マンションの平均m2単価1位は「大阪市福島区」の200.0万円で、前年の同じ時期と比べて213.3%と2倍以上の価格に達している。平均価格も1億6,190万円とTOP10内で飛びぬけた価格だった。2位は「大阪市浪速区」の147.6万円(前期比104.6%)は、3位は「大阪市中央区」の132.7万円(同113.8%)が続く。大阪市内の平均m2単価は95.9万円だが、TOP10はm2単価100万円以上の区が多くランクインしている。

大阪市を除いたエリアの新築マンションの平均m2単価1位は「池田市」の88.5万円(前期比101.3%)、2位は「茨木市」の86.2万円(同102.1%)と前期比100%超えの80万円台の市がランクインした。

首都圏と同様に、近畿圏の中心である大阪市で新築マンションの価格が上昇している。阪市平均では対前年同期比で東京23区(14.0%上昇)を上回る15.3%の上昇を記録しており、平均m2単価は95.5万円、平均価格も6,576万円と前年から842万円の上昇、北区、中央区ではm2単価が120万円超に達して、各々9.1%、13.8%価格が上昇。また、最も価格上昇率が高かった福島区では"うめきた"の再開発に伴うタワーマンションの分譲の影響で前年比113.3%の大幅上昇を記録し、m2単価は200.0万円、平均価格は前年の5,703万円から1億円以上急上昇して16,190万円に達している。大阪24区のうち福島区と浪速区が平均で1億円を超える状況となっており、価格比較が可能な23区のうち16区で単価ベースの価格が上昇。東京23区と同じく、大阪市中心部でも新築マンション価格の上昇が顕著に。

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