1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第113回 Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義#10

マイナビニュース / 2024年8月2日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは、「Web3(暗号資産、NFT、ブロックチェーン技術、メタバース)の基礎知識と投資意義」。連載内シリーズとして、何度かに分けてご紹介します。

メタバースとは、仮想空間のこと。「meta(超)」と「universe(宇宙)」を合わせた造語で、メタバースという言葉が最初に使われたのは、ニール・スティーヴンスンが1992年に世に出したSF小説「スノウ・クラッシュ」です。現実空間が仮想空間に置き換えられる、あるいは現実空間の補助的な役割として仮想空間があるというよりも「もう一つの現実世界が生み出されること」が注目すべき点でしょう。

2000年頃(今もありますが)の「セカンドライフ」や、2001年から続く「どうぶつの森シリーズ」、2011年に正式リリースされた「マインクラフト」などもメタバースと言えます。メタバースは、案外身近な存在です。
○メタバースの定義

2021年頃のブーム以来、さまざまなメタバースが生まれています。では、メタバースの定義はどんなものなのでしょうか。まだ確立してはいませんが、主に以下の6つの要素があります。

・ほぼ無限に広がる仮想世界
・常時のライブ状態で現実世界と同期され、永続性を持つ
・人数無制限の同時アクセスが可能
・自律的に機能する経済圏が成立している
・プラットフォーム間、デジタルとリアル間の相互運用性
・膨大な数のユーザーによる管理、運営

メタバースの中には、同時アクセスに制限を設けているものもあります。そういったメタバースは、メタバースもどきのようなものです。また、「経済圏が成立している」メタバースはまだまだ少ないのではないでしょうか。それほどアクティブユーザーは多くはないからです。
○メタバースと暗号資産

セカンドライフやどうぶつの森の他にも、メタバースはあります。「サンドボックス」や「ディセントラランド」が有名でしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください