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kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第5回 Excelファイルを読み込んでアプリを作る

マイナビニュース / 2024年8月2日 7時0分

同様の手順で、各列のフィールドタイプを指定していく。データが“文字”の列には「文字列(1行)」、“数値”の列には「数値」のフィールドタイプを指定するのが基本だ。そのほか、「日付」「日時」「時刻」など、各列の内容に合わせて最適なフィールドタイプを指定していけばよい。データの内容がURL/電話番号/メールアドレスの場合は、フィールドタイプに「リンク」を指定しておくと、そのデータをリンクとして機能させることが可能となる。

たいていの場合、各列のフィールドタイプは正しく自動判別されているので、各項目を確認していくだけで作業が済むと思われる。ただし、状況によっては、不適切なフィールドタイプが自動指定されているケースもある。特に、データが数パターンしかない列は注意が必要だ。この場合、フィールドタイプに「ドロップダウン」が自動指定されているケースもある。

選択肢の中からデータ選んで入力する場合は「ドロップダウン」のままでも構わないが、そうではなく、自由に文字を入力したい場合はフィールドタイプを「文字列(1行)」に修正しておく必要がある。

なお、ここで指定したフィールドタイプを後から変更することはできないので、十分に注意しながら作業を進めていくこと。すべての列(項目)についてフィールドタイプを確認(修正)できたら「作成」ボタンをクリックする。

続いて、このような確認画面が表示されるので「OK」ボタンをクリックする。

以上で「新しいアプリ」の作成は完了。少し待つと、ポータル画面に「今回、作成したアプリ」が追加されているのを確認できる。

作成したアプリのデータを確認

アプリを作成できたら、さっそくデータを確認してみよう。先ほど作成したアプリをクリックしてデータの一覧画面を開く。

Excelファイルに保存されていたデータが“入力済み”の状態で、データの一覧が表示されるのを確認できるはずだ。もちろん、各行の左端にあるアイコンをクリックして、データをフォーム画面で表示することも可能だ。

ただし、Excelファイルを読み込んでアプリを作成した場合は、各項目を縦一列に並べたフォーム画面が表示される。このままでは見づらいので、フォーム画面をカスタマイズしていこう。
フォーム画面のレイアウト編集

フォーム画面を編集するときは、画面の右上にある「歯車」のアイコンをクリックすればよい。

アプリの編集画面が開き、フォーム画面のレイアウトを自由に編集できるようになる。以降の操作手順は、自分でゼロからアプリを作成する場合と基本的に同じ。これについては第2回で詳しく解説しているので、よく分からない方はあわせて参照しておくとよいだろう。

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