1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

kintoneでゼロから始めるノーコード開発 第5回 Excelファイルを読み込んでアプリを作る

マイナビニュース / 2024年8月2日 7時0分

もちろん、「アイコン」の部分をクリックして“別のアイコン”に変更したり、「アプリ名」を変更したりすることも可能となっている。

各項目の配置はマウスのドラッグにより指定する。同時に、各項目の文字量にあわせてテキストボックスの幅も調整しておくとよい。この操作は、テキストボックスの右端をドラッグすると実行できる。

そのほか、Excelファイルに存在していなかった「新しい項目」を追加することも可能となっている。今回の例では、「文字列(複数行)」を追加して備考欄を作成し、「スペース」で各項目の間隔を調整した。

配置を調整できたら、必要に応じて各項目の設定を変更していこう。「歯車」のアイコンから「設定」を選択する。

フィールドタイプに「数値」を指定した項目は、桁区切り(,)の有無、小数点以下の表示桁数、数値の前後に付ける単位などを指定できるようになっている。各項目の内容にあわせて、適切に指定しておくとよいだろう。

すべての項目について設定を確認(変更)できたら、「アプリを更新」ボタンをクリックする。これで今回の編集内容をアプリに反映させることができる。

以上でフォーム画面のカスタマイズは終了。もう一度フォーム画面を開いてみると、先ほど指定したレイアウトで各データ(レコード)が表示されるのを確認できるはずだ。

もちろん、「+」アイコンをクリックして「新しいデータ」を追加することも可能だ。こういった作業の操作手順も「自分でゼロからアプリを作成した場合」と基本的に同じである(詳しくは第2回を参照)。

今回に紹介したように、Excelファイルをもとに「新しいアプリ」を作成すると、“アプリの作成”と“データの入力”を同時に済ませることが可能となる。わずかな手間で「Excel」→「kintone」のデータ移行を完了できるため、「いちいちデータを入力しなおすのが大変かも……」といった問題に頭を悩ませる必要はない。

このように、現在ある“Excelの資産”を手軽に引き継げることもkintoneの魅力の一つといえる。手元に適当なExcelファイルがある方は、テストも兼ねて、いちど実際に試してみるとよい。いとも簡単にデータをkintoneに引き継げることを実感できるはずだ。
(相澤裕介)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください