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探偵モメゴト事件簿 第6回 「女として認められたい…」こじらせアラフィフがハマった“本気の不倫”の行く末

マイナビニュース / 2024年8月2日 17時5分

燃えないし萌えない関係。「でももう今更新しい恋も難しいし、このまま彼と続くのかな……」そんな風に「諦めていた」世莉さんでしたが、49歳になる1ヶ月前にまさかの新しい恋に落ちたのです。それも電撃的に、激しい恋に。
○こんな気持ちは初めて、こんなに傷つくのも初めて

SNSを介した異業種交流会にたびたび参加していたという世莉さん。出会いへの下心が全くなかったといえば嘘になりますが、これまで特に惹かれる男性には出会えませんでした。ただ異業種交流会で知り合った人とSNSでつながるにつれ、その人たちの友人や知人からも友達申請がくるようになりました。その中にいたのが、今彼の利根川氏(仮名)です。
利根川氏は世莉さんより少し年上ですが、いわゆるハイスペック男性、外資系勤務で自他共に認める「イケオジ」タイプ。本人もイケメンやモテを相当意識していて、髪型やファッションへのこだわりも強く、「メタボは甘え」「1.2kg増、今週末は断食デトックスで体と精神の余分なものを削ぎ落とし、クリアでシャープな己を保つ」といった発言が多い男性です。「彼の全部が好みでした」と世莉さんは言います。顔が好み。体型が好み。尊敬できる男性でないと好きになれないいう世莉さんにとり、利根川氏の社会的ステイタスや年収は眩しく見えました。

世莉さんからのアプローチで始まった2人の関係ですが、プレイボーイを自称する利根川氏もまんざらでなかったらしく、関係は1度では終わりませんでした。彼は「自分の都合の良い時にふらりと」、世莉さんの部屋に足を運ぶようになります。とはいえ、2人の関係は明らかに世莉さんの前のめりな想いの比重が高く、利根川氏からは牽制球が次々と投げられます。次にいつ来れるかはわからない。誕生日含め記念日や特別な日は一緒に過ごせない。またSNSにも「家族が一番大事」「妻は家庭を運営する共同パートナー、遊びは外で」といった投稿が定期的にみられました。

しかしながらすっかり利根川氏に惚れ込んでしまった世莉さんは、誰にも止められません。どうしても彼と一緒になりたい。私を一番好きになって欲しい。もっと会いたい。他の女性を見ないで。そういった募る気持ちを抑えきれず些細なことで感情を爆発させては、落ち込み、謝ってはすがり……そんなメンヘラ化していく世莉さんを利根川氏は雑に扱うようになったばかりか、残酷にも年齢や容姿をネタに軽んじるような発言をみせます。

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