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バーで役立つ洋酒の知識 第6回 バーで飲み比べて好みを見つけたい、ちょっと高級なウイスキー 5選

マイナビニュース / 2024年8月7日 7時0分

香り:洋梨とオレンジのリッチでフルーティな香り
味わい:ハチミツとヘーゼルナッツのまろやかでリッチな味わい
フィニッシュ:個性的でスパイシー

○アイルランドのウイスキー

アイリッシュウイスキーでは「カネマラ」を選びました。ブランド名のカネマラは、アイルランド西部にある風光明媚なカネマラ国立公園にちなんでいます。蒸留所はクーリー蒸留所で、首都ダブリンから北に67マイルのところにあります。歴史はまだ新しく、1989年からウイスキー製造を始めました。

通常、アイリッシュウイスキーにはスモーキーフレーバーを付けることはないのですが、カネマラはピーテッド麦芽を使っています。アイリッシュ唯一となる、ピーテッド・シングルモルトなのです。また、アイリッシュウイスキーは3回蒸留が一般的ですが、カネマラは2回蒸留。スコッチのモルトウイスキーと同じです。アイリッシュにスコッチの味を求めてどうする、というのはわかるのですが、単純に美味しいのでおすすめです。公式テイスティングノートは以下の通り。

色:かすかに緑がかったゴールド
香り:スモーキー・新鮮なフルーツ
味わい:ハチミツ・バニラ・チョコレート
フィニッシュ:ドライだが涼やかなスパイシーさが心地よい

○アメリカのウイスキー

バーボンで5,000円となると、高級品に手が届きます。ここでは「ウッドフォードリザーブ」をご紹介しましょう。

ケンタッキー州にあるウッドフォードリザーブ蒸溜所は、1812年に創業したオールド・オスカー・ペッパー蒸溜所が起源となっています。改名されたり、一時閉鎖、買収などを経て、1996年にウッドフォードリザーブブランドとして復活しました。

一般的なバーボンに比べてライ麦を多く使っており、スパイシーな香りを楽しめます。バーボンなのに、銅製のポットスチルで蒸留を行っているのもユニークです。3回蒸留しており、なめらかに仕上げています。

若いころにバーボンを一気飲みさせられて嫌いになってしまった――という人もいますが、ぜひウッドフォードリザーブをバーで注文してみてください。手ごろな銘柄とは一線を画す、美味いバーボンです。公式テイスティングノートは以下の通り。

香り:濃厚なドライフルーツ、ミントとオレンジ、ココア、ほのかにバニラとタバコのスパイスの香りが漂います。
味わい:まろやかでなめらか。複雑な柑橘類、シナモン、ココア、トフィー、キャラメル、チョコレート。
フィニッシュ:最初はシルクのように滑らか。クリーミーで、長く温かく満足感のある余韻が残ります。

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