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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第114回 ボラティリティの高さを味方につける積立ビットコイン

マイナビニュース / 2024年8月16日 9時0分

画像提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは、「ボラティリティの高さを味方につける積立ビットコイン」です。

○ボラティリティが高いアセットにおけるドルコスト平均法の効果

ビットコインを含む暗号資産市場は、価格の激しい変動で知られています。このボラティリティの高さは、見方によってはリスクですが、別の見方ではチャンスにもなります。こうした市場で投資成果を得るために有効な手法が、「ドルコスト平均法(DCA)」です。ドルコスト平均法は、特に価格変動の大きいアセットにおいて、その真価を発揮します。簡単に言えば、積立で「買い続ける」ということです。

ドルコスト平均法は、定期的に一定金額を投資することで、購入価格を平均化する手法です。価格が乱高下するビットコインにおいて、この方法は次のような効果をもたらします。

「高値掴みのリスクを軽減」

価格が高騰しているときにも暴落しているときにも同じ金額を購入するため、結果として高値での購入を避けることができます。

「感情に左右されない投資」

価格の変動に一喜一憂することなく、計画的な投資を続けることができます。市場の動きに感情が影響することで、非合理的な決断をしてしまうリスクが低くなります。
○ドルコスト平均法での具体的な買い方

ドルコスト平均法の大きな利点は、投資タイミングを分散できることです。毎月5万円を投資できるとしましょう。30日で割ると、1日あたり1,666円です。これを毎日ビットコインに投資しても良いですし、ビットコインとイーサリアムに半分の833円ずつ投資しても良いでしょう。毎日は面倒だという人は、5万円を4で割って1週あたり1万2,500円を、曜日と時間を決めて毎週買うという分散の仕方もあります。

「大暴落した」と思ったら、いつもより多く、例えば2日分買ったり2週間分買ったりしても良いです。もちろん、「多めに買ってみたらもっと暴落した」ということも起こり得ますが。

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