1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第114回 ボラティリティの高さを味方につける積立ビットコイン

マイナビニュース / 2024年8月16日 9時0分

毎日、あるいは毎週一定額をビットコインに投資することにより、次のような効果があります。

「市場のタイミングに依存しない」

市場が上がっていようと下がっていようと関係なく、一定の頻度で投資を行うため、投資判断が市場のタイミングに依存することがありません。

「コスト平均化」

長期間にわたり定期的に投資することで、購入価格を平準化し、リスクを分散させます。

ドルコスト平均法でビットコインに投資した場合、価格が低いときにはより多くのビットコインを、高いときには少ないビットコインを購入することになります。これにより、平均購入価格をならすことができるわけです。
○投資初心者でも始めやすい理由

ドルコスト平均法は、投資初心者にとっても適した方法です。投資の世界に足を踏み入れる際、多くの人が感じる不安の一つは、「いつ投資を始めるべきか」というタイミングに関することです。ドルコスト平均法なら、この不安は解消されます。

ドルコスト平均法では、一定の間隔で一定の金額を投資するため、毎回の投資タイミングを気にする必要はありません。市場の動きを予測するストレスから解放され、計画的に投資を続けることができます。また、少額からでも始められるため、大きな資金を一度に投じる必要がなく、家計に負担をかけずに投資をスタートできます。「あぁ、買おうと思ったらまた上がっていく…」という事態を防ぎ、余剰資金で気軽に始められることも、ドルコスト平均法の利点です。
○長期投資の視点でみるドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法を長期投資の視点でみると、メリットがより明確になります。暗号資産市場は短期的には大きな変動をくり返しますが、長期的には価値が上昇する傾向にあります。ドルコスト平均法は、この長期的な成長を最大限に活かすことができる手法です。

市場が一時的に暴落しても、買い続けることで低価格時により多くのビットコインを手に入れることができ、結果として長期的にみた場合の購入価格を低く抑えられます。これは、価格が回復した際に利益を増やすチャンスを広げることにつながります。ドルコスト平均法で買い続けることで、長期にわたって市場の成長を享受しながら、計画的に資産を形成することができるのです。
○「暗号の冬」が来ても買い続けることが重要

暗号資産市場が急落すると、多くの投資家はパニックになり、資産を手放したくなるものです。特に、市場が冷え込む「暗号の冬(クリプトの冬)」が到来すると、メディアでもビットコインの話題が取り上げられることが減り、取引量も少なくなります。しかし、ドルコスト平均法を実践する上で肝心なのは、市場が下落しているときこそ買い続けることです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください