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Ryzen 5 9600X & Ryzen 7 9700Xを試す - Zen 5の先駆け、処理性能と電力効率は明確に優秀

マイナビニュース / 2024年8月7日 22時0分

とした。

さてまず結果(グラフ78~80)を見るとCore i5-14600Kのデータが酷い事になっているのだが、実はこれCore i5-14900Kも同じであって、何でかは判らないがとにかく煩雑にフレームレートが落ちる。これ実際に見てても明らかに動作がおかしいレベルである。フレームレート変動(グラフ81~84)にもこれは反映されており、このグラフでもかなり激しい結果になっているのが判るのだが、実際にはもっと煩雑にフレームレートが10Hz台まで落ちる(Photo21)結果になっている。ゲームの方は特にUpdateは無いし、Ryzenプラットフォームでは正常に動いているところを見ると怪しいのはディスプレイドライバであり、その意味ではAdrenalin Edition 24.7.1 WHQLを使うと改善される可能性はあるのだが、今度は全データの取り直しが発生するので今回は見送らざるを得ない。とりあえずMetro Exodus PC:Enhanced Editionに関して、Core i5-14600K(と次の原稿で示すCore i9-14900K)の値は無視して頂きたい。

Photo21: 生データで言えば9100強のサンプルがあり、これをそのままグラフにするとExcelが死んでしまうので、0.5秒毎の平均を取ったのがグラフとして示しているフレームレート変動である。もう少し平均の間隔を狭める(多分このグラフは0.1秒毎)と、こんな具合に激しい事になる。

で、Ryzen 4製品のみで比較すると、2Kに関してはやはりRyzen 9000シリーズが他より若干(本当に若干)であるがフレームレートが高い。どの辺が? ということでフレームレート変動を見ると2K(グラフ81)で開始から25秒目あたり、比較的負荷が低いあたりでのみ差が出ている(あとは25秒付近のちょっと負荷が高いところでの落ち込み具合の差)。一番負荷が高い75~90秒付近はもうGPUがボトルネックなのかあまりフレームレートの差は見えない感じで、総じて大きな差とは言えないが、それでも多少なりとも違いがあるのは間違いない。2.5K以上はもう完全に1本の線になってる感じなので、まぁ差がでるのは2Kだけといったところだ。
○◆Shadow of the Tomb Raider(グラフ85~91)

Shadow of the Tomb Raider
SQUARE ENIX
https://tombraider.square-enix-games.com/en-us

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