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昭和のオフィスがついにABW! でざわつく編集部→働き方を研究するコクヨの人に聞いて【意外な事実】を学んだ

マイナビニュース / 2024年8月13日 7時25分

これらを解消するため、「リアルな場に来ることにこだわった」リニューアルを実施したそうです。
休憩時間はしっかり取る

1階の「CREATION PLACE "BOXX"(クリエイションプレイス "ボックス")」では、地域の方やワーカーを巻き込んだ新商品のテストマーケティングやサステナブル活動を行うポップアップスペースで、社会課題解決に向けて社内外のパートナーとワークショップやブレストなどを行う滞在型の共創スペースとして活用されます。

このエリアで、特に筆者が注目したのが、「健康管理室のリニューアルとリフレッシュ専用スペースの新設」でした。

休憩したり、誰かとランチを取ったりできる場として用意され、業務はできない場所。そのため電源も取れないなど、徹底しているのが印象的です。

「労務時間の見直しを徹底し、残業時間の削減を進めていますが、同時に労働基準法で定められた通り、休憩時間もきちんと取得しようとし、15時のティータイムにはここで珈琲が提供され、仕事から離れて休憩するという文化もこれから作っていきたいですね」

社内外を交えた共創スペースを用意しつつ、健康経営の文脈から社員の健康づくりも後押しできる場もある。こうした取り組みが社員のパフォーマンスに影響するのは想像に難くないでしょう。

Web会議以上、会議室未満

続いて2階にできた「HIVERARY(ハイブラリー)」へ。出社が前提だったコロナ禍前は、一人で没頭できる場として使われた「DIVERARY(ダイブラリー)」をアップデートしたそうです。

ちなみにダイブラリーは、「DIVE(没頭)」×「LIBRARY(ライブラリー)」の造語で、社員が自分の課題に向き合い、解決に没頭することができることを目指していて、その解決のアイデアの種となる高さ3.3mのブックウォールが配置されています。

少し独特なのは、二人三脚で「Web会議以上、会議室未満」のワークが可能なエリアもあり、座席も2人で利用する仕様となっていました。

「従来の施設がコロナ禍前のコンセプトでできたもので、コロナ禍を経て『オフィスに集う』という意味が変化した今、コンセプトも変わる必要があるだろうという判断のもと、人とちゃんと関わり合いながら『ともに、つくる』場という意味を持つ、HIVE(ハイブ)=巣とライブラリーを掛け合わせたハイブラリーという場所にアップデートしました」

アップデートに伴い、前は黒で塗装されたラックも白に上書きされ、社内のコミュニケーション状態を可視化するデジタルコンテンツを投影するモニターが加わっています。

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