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国内最大級のRORO船や港の管制業務を見学 子どもたちが千葉港でプロの仕事に触れる

マイナビニュース / 2024年8月16日 16時24分

船のスケジュールは海況や気象などさまざまな条件で差異が生じ、港での荷役の手配や準備などにも変更が生じる場合がある。
千葉ポートラジオでは双眼鏡やレーダー、AISなどさまざまな機器も使いながらリアルタイムで状況を確認し、関係各所へ正確な情報を共有。トラブルが起きやすい船の離着岸時の詳細な状況や、荷役作業の進捗を確認することなどもあり、英語力が必要な業務のようだ。

また、千葉港目前の千葉航路には管制信号があり、千葉港へ入出港する船は基本的に自由信号・入港信号・出港信号という3種類の管制信号に従うが、小さな船は信号に関係なく自由に入出港ができる。そのため港の状況を的確に把握して、船の安全な入出港を支援することが大切なのだそうだ。
無線通信の特性として、通信距離内でチャンネルを合わせれば誰でも聞けるというメリットがあり、地震などの災害時でも一斉に近隣の船へ情報を伝えられることが無線の強みだという。

管制室から港の状況や実際の仕事の様子を見学した参加者たちは、最後に出発地の千葉ポートタワーへ移動。アクアラインやスカイツリーも一望できる4階ビュープロムナードで解散となった。

千葉中央地区では、船舶の大型化や貨物の置き場であるヤード不足などに対応するため、平成30年11月に港湾計画の改訂を行い、2030年前半を目標に土地造成を含む埠頭の再編成が計画されている。千葉中央ふ頭と出洲ふ頭の間の水域を埋め立て、大型化する船舶に対応できるように岸壁増深・延伸を実施し、荷役作業のさらなる効率化を図るという。

伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら
(伊藤綾)



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