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アドビ、デジタルアセット管理の新機能である「Content Hub」の提供を開始

マイナビニュース / 2024年8月9日 17時44分

画像提供:マイナビニュース

アドビは8月9日、「AIを活用したマーケティング変革とは~デジタルアセット管理編~」と称したオンライン勉強会を開催した。同社は、生成AIでどのように顧客体験を向上させることができるのか、生成AIのマーケティング分野における新機能や活用例を紹介するメディア向け勉強会を定期開催することを明らかにしており、今回は第1回目となる。

初回となった今回は、国内で提供開始するデジタルアセット管理の新機能「Adobe Experience Manager(AEM)Assets Contents Hub」の市場背景や製品概要について紹介された。

勉強会には、アドビ プリンシパル ビジネスデベロップメントマネージャーの阿部成行氏らが登壇した。
マーケティング活動への生成AIの活用の促進

阿部氏は、現代を「AI時代」と表現した上で、「アドビは各時代の最先端のテクノロジーをいち早く企業が取り入れることができるようになるためのツールやプロセスを開発している」と、各時代を形成するアドビのイノベーションを紹介した。

同社は8月7日、日本や米国など6カ国のマーケターと消費者を対象に実施した「マーケター/消費者の生成AI活用実態調査」の結果を発表しており、その中で「生成AIをビジュアルアイデアや画像の生成に活用している国内企業は27%しかいない」という現状を阿部氏は紹介した。

「日本国内のマーケターは、他国と比べて生成AIの活用に消極的という結果になっています。生成AIを業務で活用する上での懸念としては、『コンテンツの有用性や正確性』があげられています」(阿部氏)

このような現状の中でアドビは、3月に行われたマーケター向けの年次イベント「Adobe Summit 2024」にて「AI時代における顧客体験管理」をテーマに据え、マーケティング活動への生成AIの活用の促進を進めている。

Content Hubの概要

このようなテーマを掲げる同社が提供しているAdobe Experience Manager(AEM) Assetsは、マーケティングキャンペーンやデジタル体験の制作に欠かせない画像、動画、そのほかのコンテンツライブラリを全体にわたって管理する、企業向けのデジタルアセット管理システム(DAM)だ。

その中の新機能として、Content Hubが発表された。

Content Hubは、適切なアセットの再利用促進と非一貫性の解消によって無駄な作業を省き、使用状況の分析機能や、機密保持を要するコンテンツ配信におけるガバナンス制御も提供する。

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