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“探求家”が語る六本木グルメバーガーグランプリの真価 - 注目の5品も紹介!

マイナビニュース / 2024年8月23日 11時30分

メトロハット/ハリウッドプラザ地下2階のこちらは、右から入ると寿司屋の「ぴんとこな」、左から入るとマグロ専門店「鐵ちゃん」というユニークな店舗。中はつながっています。昨年「マグロカツバーガー」で初参戦してインパクト賞に輝いた鐵ちゃん。今年は秀逸なアイデア作で勝負です。

注目はマグロの赤身と牛肉を50:50で合わせたパティ。これは新しい! この日のマグロは長崎・五島列島で水揚げされたもの。これを細かくチョップ(手切り)して中挽きの牛肉と合わせ、鉄板の上でギューッとスマッシュ! かかるソースはわさびマヨ。そのすりおろしたわさびが派手に「ツン!」と利くところへ、オニオンの辛味と生ピーマンの苦味。ケチャップ&マスタードも派手にかかって、年に一度の祭りにふさわしい、何ともにぎやかな内容。しかもこれが熱いほうじ茶と劇的な相性。こんなにお茶と合うバーガーは初めて! インパクトと刺激に満ちた一品です。
注目のバーガー⑤ リゴレット バーアンドグリル

レギュラーメニュー部門の3連覇=殿堂入りが懸かるリゴレットは、両部門通算7度のグランプリを誇る強豪。席数164席+個室2室の大きな店は中も外もキラキラ。絶えずにぎやかで活気に満ちたカジュアルダイニングです。

特別限定部門のこのバーガーは鶏モモ肉230gを使用。マリネの段階で余計な水分を抜き、味を凝縮させたチキンを180℃の油で揚げたのち、オーブンに入れてカリカリに仕上げています。その上からホットソースとゴルゴンゾーラ入りのタルタルソース。挟むバンズは系列店の「SHIBUichi BAKERY」作――という内容。これが辛い! 容赦なく辛い! 予想の上を行く辛さはハバネロから。そして堪らぬ旨味は溶かしバターから。救いはミルクバンズの甘味。その合間を縫ってチキンの皮の芳ばしさ。辛いけれども竹を割ったような明快なおいしさ。とんでもない辛さを"お見舞い"されるキャッチーでホットな一品!

「いつもの店内」「いつもの厨房」という最高の条件がそろった決戦の舞台、それが六本木グルメバーガーグランプリです。もしもハンバーガーという食べ物に他の料理の技法や工夫が加わって、「何か新しいもの」が生まれるとしたら――最も高くその可能性を秘めた"創造の場"は、この六本木グルメバーガーグランプリであろうと筆者は考えます。皆さんもぜひその「参加者」となって、ゆったり快適に真夏のグランプリをお楽しみください!

松原好秀 まつばらよしひで ハンバーガー探求家。評論家。2014年に『ザ・バーガーマップ東京』(幹書房)出版。ハンバーガー関連の企画でテレビ&ラジオの出演多数。映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2017)の公開記念キャンペーンも担当 この著者の記事一覧はこちら
(松原好秀)



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