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ASUS「ProArt PX13」レビュー、出先でもIllustratorとInDesignを酷使できるクリエイター向けノートPC

マイナビニュース / 2024年8月11日 7時11分

比較対象としてCore Ultra 7 155HとGeForce RTX 4050 Laptopを搭載し、ディスプレイ解像度が1920×1200ドット、システムメモリはLPDDR5X-6400を16GB、ストレージは512GB SSD(PCIe 4.0対応)のノートPCで測定したスコアを併記する。

なお、ProArt PX13にはASUSのシステム管理ユーティリティ「My ASUS」のオペレーションモードから消費電力と処理能力の設定を変更できるが、今回の測定においては「スタンダード」モードを選択している。こちらの設定をパフォーマンス優先や静音優先などに変更した場合の変化については、機会を改めて検証してみたい。

総じて、Ryzen AI 9 HX 370とGeForce RTX 4070 Laptopを載せたProArt PX13のスコアは、Core Ultra 7 155HとGeForce RTX 4050 Laptopを搭載した比較対象ノートPCをさらり上回る。PCMark 10は差が迫っているが、それでもDigital Content Creationで大きな差となった。3DMark Time Spyのスコアも圧倒している。

PugetBench for Premiere Proは比較対象ノートPCで測定してないため、スコアを比較することはできない。ただ、参考までにPugetBenchのWebサイトに登録されているデータベースを参照すると、 Core i7-13620H+GeForce RTX 4070 Laptopの構成で測定したスコアとスコアの値が並ぶケースが多いようだ。
小さい「クリエイター向けノートPC」の真価を体感

ベンチマークテストのスコアもさることながら、「入稿締切ギリギリの追い込み時期に限って外に出る案件が連続する」という状況において、ProArt PX13の上ではIllustrator にPhotoshop、InDesignといったヘビーなアプリを同時にひらいてグリグリがりがりと加工しまくっても全然固まることなく、それどころかスイスイサクサクと快適と動いてくれた。

13.3型ディスプレイを搭載し、コンパクトで薄い板のようなシンプルなデザインのノートPCとは、思いもよらないパフォーマンスを持ち出したどこの現場でも発揮してくれたのは正直言って驚きであった。

そんなこんなで超私的には、どこでも持ち出せてどこでもフル稼働してAdobeアプリをグリグリとぶん回せるProArt PX13のおかげで、新刊を用意することができたのであった。めでたしめでたし。
(長浜和也)



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