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Ryzen 9 9950X & Ryzen 9 9900Xを試す - Ryzen 9000シリーズ全モデルでZen 5を改めて詳細評価

マイナビニュース / 2024年8月14日 22時0分

●ゲームベンチマーク総評
○◆ゲームベンチマーク総評(グラフ106)

ということで13のゲームベンチマークの結果をまとめたのがこちら。2Kにおける平均フレームレートについて、Ryzen 5 7600Xを100%とした場合の相対性能を示してみた。圧倒的なのがRyzen 7 7800X3Dで、これにRyzen 9 9950Xが続き、その次にRyzen 9 9900Xが来てここまでがCore i9-14900Kを抑えているという格好だ。

で、Metro Exodusの結果は余りにもCore系に不利では無いか? という議論も当然あると思うので、Metro Exodusの結果を抜いた12製品について幾何平均を取った結果がこちら。

Ryzen 9 9900XとCore i9-14900Kの順位が逆転する事にはなったが、大きな違いはその程度。やはり3D V-Cacheの威力は偉大だなぁという話ではあるが、それはそれとしてRyzen 9000シリーズもかなり健闘している事が良く判る。

●RMMT / Sandra / RMMA
○◆RMMT 1.1(グラフ107~108)

今回はRMMAもあるので、その前段階のデータとしてRMMTの結果を。前回と同じで3D V-Cache搭載のRyzen 7 7800X3Dが入っている時点でグラフは無茶苦茶なのだが。それはそれとしてまずRead(グラフ107)を見ると、面白いのがやっぱり2 CCDのRyzen 7 7950XやRyzen 9950Xでは一度下がった帯域がまた上がる事。RyzenのIoDは、2つのCCDからのリクエストを均等に割り振るような構成になっているのか、1 CCDの製品ではIoDのフル性能を生かしきれないようだ。あと、1つのInfinity Fabricのチャネルに大量のリクエストを与えると、そこがボトルネックになる様に見える。肝心の絶対的なメモリ帯域そのもので言えば、メモリも共通だしIoDも共通だから、当然大差ない事になる。これは当然と言えば当然であろう。

一方Write(グラフ107)は、そもそもBurstが効かないこともあって帯域が半減し、Memory Busそのものがボトルネックになるためだろうか? Infinity Fabricのボトルネックは見えない形になっている。
○◆Sandra 20/21 31.139(グラフ109~135)

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