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Ryzen 9 9950X & Ryzen 9 9900Xを試す - Ryzen 9000シリーズ全モデルでZen 5を改めて詳細評価

マイナビニュース / 2024年8月14日 22時0分

こういうタイプのプログラムだと性能が上がりにくいのはいたしかたないところだろう。ただ古いゲームはともかく、最近のゲームはもう少し細かくちゃんとCPUの種類を見ているので、また傾向は変わってくるとは思うが。

●ゲームその1: Avatar FoP / Borderlands 3 / Company of Heroes 3 / Cyberpunk 2077
○◆Avatar Frontiers of Pandora(グラフ22~28)

Avatar Frontiers of Pandora
Ubisoft
https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/avatar/frontiers-of-pandora

結果(グラフ22~24)を見ると、差があるのは2Kのみなのは変わらず。平均フレームレートでみると最高速はCore i9-14900K、次点がRyzen 5 7600Xと不思議な結果であるが、Ryzen 9 9950XはCore i9-14900Kとは3fps、Core i5-14600Kとは0.2fpsの差。170fps超えでこれだから、差はごく僅かということになる。

フレームレート変動(グラフ25~28)を見ると、2Kで35~60秒あたりが確かにCore i9-14900Kが一つ頭が抜けてる感はあるのだが、その前後は他の物と紛れており大きな差とは言いにくい。面白いと思うのは、2K~4Kで55~65秒のあたりはどのグラフも明確に分離しているのにも関わらず、その前後で平均を取るとほぼ変わらない結果になっていることだろうか。ただこれだけフレームレート変動を取ると結構幅があるのに、平均を取ると見事に重なっているあたりはいっそ見事である。
○◆Borderlands 3(グラフ29~35)

Borderlands 3
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/

結果(グラフ29~31)で判る通り、性能差が出るのは2Kのみ。Ryzen 7 7800X3Dが最高速ではあるのだが、Ryzen 9000系も総じて健闘していると言える。

フレームレート変動(グラフ32~35)を見ると、2Kで差があるのは70秒以降で、ここで大きな差がついている(逆にその前は大差ない)。要するに描画負荷が軽くなった時の性能の上がり方が一番高いのがRyzen 7 7800X3Dで、これにRyzen 9000系が続くといった感じだ。2.5K~4Kに関してはもう見事な1本のグラフになっている。

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