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高橋文哉、撮影中に感情あふれ号泣「自分でも覚えていない」 芸能界に入り“夢”がすべて“目標”に

マイナビニュース / 2024年8月15日 19時0分

――それは、どのように努力されていたんですか?

感覚なので難しいのですが、本当に心から変えるような感じでしょうか。「この役だから、こういうことをやるだろう」ではなくて、自分がユカちゃんをまず理解しないといけない。もちろん、役に体型を近づけるなど、やらないといけないことはありましたが、何をやるよりも前に、鮎川龍二、ユカちゃんという役をしっかりと理解しないと、と。

その上で僕が大事にしていたのは、「かわいくなりたい」という気持ちでした。もう、すべてはかわいくなるため。僕に「かわいくなりたい」という感情が芽生えた時に何をするかをとにかく考えて、すべてやりました。ふだんの僕だったら、たとえば7時に家を出るなら6時55分に起きるのですが、『ブルーピリオド』の撮影の時は、1時間前に起きてスチームを浴びて炭酸パックして半身浴して……もはや、ユカちゃんには「大事な日」とかないんですよ。毎日なので!

ありのままの姿になるところもあったので、体づくりはそのために頑張ったようなものでした。ビタミンを飲んだり白湯を飲んだりして、エステもヨガもネイルもして、体重制限や食事制限もやりました。前の作品がクランクアップした瞬間から、『ブルーピリオド』の台本を読み込んで、原作やアニメも見て、何をやろうかなと考えた時に「かわいくなりたいな」と。本当に心から思ったんです。なので撮影現場に行っても、郷敦くんや監督やカメラマンさん、いろんな人たちが「かわいい」と言ってくれるのがうれしかったです。すぐ「今日かわいいですか?」と聞いていました(笑)。撮影前と撮影後で人が変わるような感覚がありました。

ネットでも「かわいくなりたい」と調べて、「かわいくなるためにするべきこと100」と書いてあったら、すべてやりました。ストレッチをするとか、脂っこいもの食べないとか、肌に気を使うとか、姿勢に気を付けるとか。家でもヒールを履いて廊下をずっと往復して、そのままヒールでコンビニに行ってみたりしていました。

――先ほどもおっしゃってた「ありのままの姿になる」シーンがありましたが、体作りも意識されていたんですか?

もともとラインはちゃんとしたいなと思っていたのですが、セルフヌードのシーンもあったので、ラインだけでは足りなかったんです。絞るだけではダメで、インナーマッスルを鍛えないと。特に「お尻は大事にしないと」と思っていたのでジムに行って、お尻だけ1時間鍛えたりしていました。家でできるストレッチやトレーニングはたくさんありますし、毎日やっていました。本当に、あの時期はすごく楽しかったです。肌もスチームを当てると次の日起きた時に、違うじゃないですか? 今まで「女性は努力しているんだなあ」くらいにしか思っていなかったのですが、その大変さと、そこまでする意味を理解できました。

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