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【イベントレポート】“高専の練習船”で一泊二日の船旅!「船がもっと好きになった」と子どもも大満足

マイナビニュース / 2024年8月16日 16時20分

その後は抜錨の様子を見学。錨を抜き、周防大島町に向けて船は再び動き出す。

昨晩使用した寝具を回収。中学生の参加者は力仕事のヘルプに回った。いや〜、頼もしい。
○【9:00〜】船&海に関する勉強タイム!

再び勉強タイムへ。船員に勉強は欠かせない! 海洋立懇話会の森理事は「マイクロプラスチックによる海洋汚染問題」、大阪商業大学の松尾俊彦教授は「船と商いの歴史」、そして東京海洋大学の清水悦郎教授は「自動運航船の基礎知識とAI技術の現状」などについてそれぞれ語った。
○【10:30】船内で自由時間〜大島商船高専に入港!

いよいよ最終目的地である周防大島町の港を視界が捉える。「ああ〜、もう終わっちゃうのか〜」と名残惜しむ参加者もチラホラ。本当にあっという間だったなぁ……。

中学2年生の参加者に体験航海の感想を訪ねてみた。

「お父さんがもともと船乗りの仕事をしていたので、自然と僕もこの仕事に就きたいと思っていました。(この日の体験航海は)すごく楽しかったし、船のことがもっと好きになりました。将来は大きな外航船にも乗ってみたいですね」

すでに大島商船高専などのオープンキャンパスにも参加済みだそうだが、受験に向けてさらに気合が入ったようだ。

12時頃、船はついに大島商船高専の港に到着。約24時間にわたる船旅もこれにて終了。

ラストは大島丸と記念撮影! この中にはもしかしたら、いつか生徒として再びこの船に乗り込むことになる子どももいるかもしれない。そんな日がきたら、山口先生や浦田先生は嬉しさのあまり泣いてしまうのでは……。

将来、船員になる子もいれば、そうでない子もいるだろう。しかし、大島丸で過ごした2日間は誰にとっても長く色褪せない特別な時間になったはずだ。

猿川佑 さるかわゆう この著者の記事一覧はこちら
(猿川佑)



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