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『新しいカギ』田中良樹氏、カギメンバーの熱量が導いた『27時間テレビ』成功を次の展開へ「鉄板のソフトに」

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

――「カギダンススタジアム」は、それがすごく出た企画でしたね。

松尾さんが4分通して踊るというのも、「自分には長田さんの器用さはないから、とにかく頑張るんだ」という意志を落とし込んだ結果であって、そこに至るまでに松尾さんの中でいろんな葛藤があったんじゃないかと思いながらVTRを作りました。そういう部分に気づいて描くという自分の美学を作ってくれたのは、SUPER EIGHTさんだと思います。

――最近は「テレビはオワコン」なんてことも言われることもある中で、今回の『27時間テレビ』はそこに対する一つの答えを出したような気もしますが、改めて今の時代のテレビの役割というのは、どのように考えていますか?

同じ時間に同じものが流れて、共通の話題を作れるというのは、大きな役割だと思います。それと、無料で見られるって、めちゃくちゃデカいことだと思うんですよ。サブスクでものすごくたくさんのコンテンツを月額1,000円で見られるというのは破格だと思うんですけど、テレビは線をつなげば良い画質で遅延もなく、大の大人がめちゃくちゃ顔を突き合わせて一生懸命作ったものがタダで見られる。僕はものすごく裕福な家庭で育ったというわけでもないので、「こんないいもんねぇぞ!」と思いながらかじりついて見てたんです。その感覚がいまだにあるので、今の子どもたちに絶やさないであげたいなと思います。
○「カギダンススタジアム」からさらに広げられる企画を

――そんなテレビにかじりついて見ていた田中さんが影響を受けた番組を1本挙げるとすると、何になりますか?

人生で一番見たのは、バラエティじゃないんですけど、ドラマの『ウォーターボーイズ』(フジテレビ)なんです。

――おお、青春!

本当に大好きで、下手したら50回くらい見ています。全キャラクターの全セリフを言えるくらい(笑)。モデルになった川越高校が地元から近くて、「カワタカ(※川越高校の愛称)の男のシンクロが映画になるんだぜ」って友達と話題になって、そこからドラマになって何回も見て、後日放送された撮影の裏側を紹介する番組もめちゃくちゃ見てました。それはもう半分ドキュメンタリーで、彼らがずっと合宿で特訓しているのを追っていたんですけど、あれを作りたいのかもしれないです。ただドラマでは超えられる気がしないので、違う角度からやってやろうとバラエティに行ったところも、今思い返すとあります。

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