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『新しいカギ』田中良樹氏、カギメンバーの熱量が導いた『27時間テレビ』成功を次の展開へ「鉄板のソフトに」

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

――感動がありつつも、やっぱりカギメンバーらしい笑いがあって、改めて『新しいカギ』らしい、27時間のフィナーレにふさわしい企画だったと思います。

これは本当に、演者様々ですね。

――KEYTALKさんが歌う『新しいカギ』のテーマ曲は「MONSTER DANCE」と、図らずも「ダンス」がタイトルに入っているわけですが、これは番組の立ち上げ時に田中さんが選曲したと伺いました。

ひとつは『新しいカギ』と「KEYTALK」の「キー」つながりだったんですが、もうひとつはめちゃくちゃ個人的な話で。僕はずっとバンドをやっていたんですが、高校1年の時に、別の学校にいた2個上の首藤さんのthe cabsというバンドのライブを見たことがあるんです。でも、その後に見たKEYTALKは、the cabsの魅力を残しながらも、マスに向けたシステムを付けて、全然違う音楽をやっていたんです。

そこで、さっきの『BACK TO SCHOOL!』の話につながるんですが、自分のやりたいことをマスに伝えるためのフックを作るという、もの作りをする人間としての同じような苦しみを勝手に想像して、マスに向いている「MONSTER DANCE」という曲を番組のメインテーマに立てたら、聴くたびに自分の方向性を正してくれるんじゃないかと思って使わせてもらっています。

――その曲を『27時間テレビ』のオープニングとしてKEYTALKさんが生披露されて、放送4日後に活動休止を発表されました。『27時間テレビ』までは…という思いがあったのかもしれないですね。

そうだとしたら、本当にありがたいです。最後の最後まで、「ブラスバンドの高校生を巻き込んでいるんだから、出なきゃな」と話し合いがあったとも聞いているので。
○若い世代に「テレビ面白いぜ」と伝えられた

――27時間を振り返ってみて、カギメンバーの皆さんに助けられた場面を挙げると、どんなところがありましたか?

基本的にはほとんど助けられたというか、演者さんあっての27時間でした。今年の『27時間テレビ』を評価していただけたのは、7人のドキュメント性だと思うんです。あの7人の魅力は、これまでのTVスター像とはちょっと違う気がしていて。圧倒的で破壊的なカリスマ性のある人がこれまでのTVスターだったと思うのですが、カギメンバーはロケに行くといつも“隅っこの人”にも優しいんです。上だけで盛り上がらず、全員に目を向けていて、その気配が今回出た気がします。若者に向けて、「見せてやるよ、俺らおもろいだろ?」じゃなくて、「一緒に作ろうぜ!」っていう姿勢が随所に感じられたので、そこが良かったです。

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