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『新しいカギ』田中良樹氏、カギメンバーの熱量が導いた『27時間テレビ』成功を次の展開へ「鉄板のソフトに」

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

これは本番も何が起こるか分からないし、どうなるんだろう…と思いながら臨みました。

――オープニングは、コロナで青春を奪われた若者たちへのカギメンバーのメッセージ(※)からスタートしました。あの台本はどのように作られたのですか?

番組チーフ作家の樅野(太紀)さんにお願いしました。ギャラクシー賞を頂いたときの放送でも、そういうメッセージを伝えたのですが、そこも含めて評価していただいた気がしていて。『27時間テレビ』で初めて『新しいカギ』を見る視聴者の方もいらっしゃると思いますし、『27時間テレビ』の大事な振りの部分で番組の目線にもなるので、「改めてこういう思いで番組を作っていることを言いたいんです」と樅野さんに相談したら、夜中に熱い文言を送ってくださって。そこから議論を重ねて作っていきました。ちょっとこっ恥ずかしいので、スタッフにもほとんどアナウンスしないで進めて(笑)

(※)…「覚えていますか? 今から4年前、日本中の若者たちから笑顔が消えたこと。覚えていますか? 期待に胸を膨らませた若者たちの青春が奪われたこと。そんな姿を見た時、思ったんです。“こんな時こそ、大人の出番なんじゃねぇの?” 僕たちは本気で思ったんです。“こんな時こそ、テレビの出番なんじゃねぇの?” 若者たちよ、君たちが笑顔じゃないと意味がない。君たちがワクワクしてないと意味がない。我慢し続けてきたみんな、準備はいいか? いいのか? さぁ踊るぞ、騒ぐぞ」

――長田さんの「こんな時こそ、テレビの出番なんじゃねぇの?」だけ、ちょっとテンションが違っていてイジられていました(笑)

長田さんのパートは、「学校かくれんぼ」のキャラクターの隠密マサルの画を重ねると決めていたので、「隠密さんで読んでください」とお願いしたんです(笑)。カッコよかったですよね。

――カギメンバーがスタジオに登場する前のあのアバンのVTRが流れている間に、裏で霜降りさんとチョコプラさんが「ここまできたな」と涙しながら称え合っていたそうですね。

僕はサブ(副調整室)の卓にいたので見ていなかったんですけど、その話を聞いて本当にうれしかったです。

○粗品の魅力が世の中により伝わった

――最初のメイン企画が「超!学校かくれんぼ」でしたが、「学校かくれんぼ」は第1弾から1年半で大きく進化しましたし、生徒さんにものすごく浸透しているのが伝わってきました。

回数を重ねるごとに、企画名を伝えたときの盛り上がりが大きくなっています。回によっては、「新日本かくれんぼ協会」という名前を出して、「わーー!!」って盛り上がることもあるんですけど、よくよく考えたら「新日本かくれんぼ協会」は番組名でも企画名でもない、架空の団体名なのに、それで気づいて盛り上がってくれるんです。OAでは使いきれてないのですが、カギメンバーの名前を言いながら捜してくれたり、「いつも番組を見てくれてるんだな」という捜し方もしてくれるので、とてもうれしいです。

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