1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『新しいカギ』田中良樹氏、カギメンバーの熱量が導いた『27時間テレビ』成功を次の展開へ「鉄板のソフトに」

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

――例えば三重高校はストーリー仕立てのダンスを得意とされるので、コント職人の秋山さんにお願いしよう、という感じでしょうか。

そうですね。三重高校の応募VTRや他の大会での映像も見て、このストーリー性に、世の中に知られている秋山さんのコント職人としての魅力が合わさったらどんなダンスが作れるんだろう…と考えました。それと、組み合わせについてはプロのダンサーさんにもアドバイスをもらっていて、三重高校の「ロックダンス」は相当練習しないと踊れないから、めちゃくちゃ頑張る人がいいという意見を受けて、ここは秋山さんだなと決めました。

――本番のパフォーマンスの前に、ダンスに込められた思いや、演者さんとダンス部の皆さんが一緒に過ごしたひと夏の物語が描かれたVTRがありましたが、これはどのような意識で作られたのでしょうか。

だいたい12分前後のVTRなのですが、めちゃくちゃ時間をかけて作りました。意識したのは、あくまでもダンスに向けた“振り”だということ。彼らが本番に至るまでに、頑張ってきた部分や、ここは事前に紹介しておいたほうがダンスを楽しめるという部分を入れながらも、本番のダンスで完結するというパッケージにしました。

――直前のVTRで感情移入してほしいから、どこまで見どころを詰め込むかのさじ加減は難しかったのではないでしょうか。

今回の本番のダンスは4分という尺だったのですが、高校ダンス部の大会は2分半がスタンダードなので、結構長いんです。そうなると見どころとしてはたくさんあるので、最後まで見たくなるための目線付けというのも、意識しました。

――そうすると、百戦錬磨の高校ダンス部の皆さんにとっても、コーチの先生にとっても、4分のダンスというのは結構な挑戦だったんですね。

そうだったと思います。だから、この4分どう作るかというところから、演者さんとコミュニケーションを取ってもらいました。そんな中で、松尾さんが4分間出ずっぱりで踊り切るというのを決めたので、高校生の皆さんがいちばん驚いていました。

――カギメンバーの皆さんが高校生たちから青春時代に置いてきたものを受け取るのと同時に、高校生の皆さんもカギメンバーの一生懸命な姿から受け取るものがあったように見えて、お互いに刺激を受ける関係性がすごくいいなと思いました。

めちゃくちゃいいですよね。本当にカギメンバーというのは熱くて優しい人たちなので、そこが高校生にうまく届いて良かったなと思います。
○「前代未聞のお願い」技術チームに助けられる

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください