1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『新しいカギ』田中良樹氏、カギメンバーの熱量が導いた『27時間テレビ』成功を次の展開へ「鉄板のソフトに」

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

練習の映像を見せて「ここは1ショットでいきたいです」といった最低限の部分をお伝えして、それ以外の部分をお願いしたら、「お祭りだから、みんなでやろうぜ!」ってなってくれて、めちゃくちゃカッコよかったです。それに、演目ごとに担当を分けてカット割りしているので、自分のチームのように応援しながら撮ってくれたんですよ。それも、『27時間テレビ』ならではの全社一丸な感じがあって、結果として良かったなと思いました。

●見ることのきっかけと、その奥にある伝えたいこと
――日曜朝の「めざましテレビ×ぽかぽか」から、皆さんが「最後にダンスがある」と不安を吐露されていたので、相当なプレッシャーをずっと抱えながら生放送を走り続けているのが伝わってきました。

自分がミスることで高校生たちに迷惑をかけたくないという思いが強かったんだと思います。約24時間生放送に出演し続けた状態で踊るなんて経験をしたことがないから、どんなに準備しても本番で迷惑をかけてしまう可能性をずっと感じながらやってくださっていたので。

――長田さんがパフォーマンス後に自分のミスを話して涙されている姿も、本当に意外でした。このように「カギダンススタジアム」は、カギメンバーの知らない顔がたくさん見られましたが、田中さんは事前の取材で、この企画に込めたのは、演者さんと高校生が一緒に作り上げるものと、「学校かくれんぼ」が1日のロケで終わってしまうのに対して、長期間にわたるものをやりたいとおっしゃっていました。それは、ご自身が企画されて半年で終了してしまった『BACK TO SCHOOL!』でやりたかったことだと思うのですが、今回そのリベンジを果たせた思いはありますか?

本当に個人的な話になってしまいますが、「報われたな」という思いがあります。やりたいことは当時から変わってないんですけど、今振り返ってみると、『BACK TO SCHOOL!』は伝えたいことに正面突破しすぎたという反省があるんです。

最初にお話しした平野さんの番組もそうなんですが、『せっかくグルメ』は「グルメ」という見ることのきっかけと、その奥に制作者の伝えたいものがあると思っていて、『BACK TO SCHOOL!』には、そのきっかけがなかった。だから今回の「カギダンススタジアム」は、ダンスの賞レースという部分に見せる動機をつけた上で、『BACK TO SCHOOL!』でやりたかったドキュメント性を描けたし、結果もついてきてくれたと思っているので、個人的な反省を落とし込めたなと思っています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください