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35年目の大公開! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」でDynaBook初号機の“臓物”をじっくり観察

マイナビニュース / 2024年8月17日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

35年周年! 黎明期のノートPCが分解展示されていた

Dynabook社がこの夏に秋葉原でイベントを開催したのは皆さんも聞き及んでいると思います。

ワークショップで画像生成AIを活用して一枚の写真を超現実的にブラッシュアップしていったり、動画生成AIを利用して仮想キャラクターに歌わせるミュージックムービーを作ってみたり、東大卒業生のクイズ王に生成AIが作ったクイズを講評させたりと、dynabookシリーズとAI技術の組み合わせによるイマドキな内容に多くの人が興味を示したのか、メインステージをはじめとしてなかなかの賑わいを見せていました。

それはさておき。

そんな最新技術を体験できるイベント会場の一角に、Dynabook初号機……、いや初号モデルともいえる「DynaBook J-3100 SS001」の“分解”展示がありました。その脇には2024年夏における最新かつ最上位モデル「dynabook R9」も分解展示されていたので、DynaBook/dynabookの35年間にわたる進化を中身から確認できるようになっていました。

ノートPCの分解展示は今となってはそれほど珍しくなく、PC各メーカーも新製品の発表会や技術系ITイベントの自社ブースでは必ずといっていいほど用意されています。

dynabook R9の“中身”も、報道に限らずイベントの同社ブースで直接目にした人は少なくないでしょう。dynabook R9には申し訳ないのですが、ある意味、「見慣れちゃったー」な存在かもしれません。

しかし、DynaBook J-3100 SS001となると、中身を見る機会かかなり限られているのではないでしょうか。

このモデルが登場した1989年、ノートPCの内部にアクセスしてユーザーレベルで何かできることは“ほぼ”なかったので、よほどの知的好奇心もしくは蛮勇を持ち合わせていないと、自らノートPCの底面を固定しているネジをドライバーで外してボディを分解し、基板をむき出しにするという暴挙に挑むことはなかったのです(CPUを基板から“はがして”CyrixやAMDの互換CPUに交換したりHDDをメーカー設定ドライブより大容量のモデルをベアドライブの状態で入手して換装したり、といった冒険はもう少し後のモデルでその方法が広まることになる)。

それゆえ、DynaBook J-3100 SS001の中身をその目で見る機会は(少なくともユーザーとしては)少なかったと思います。このイベントで「DynaBook J-3100 SS001の中身、はじめてみたー」という人も多いのではないでしょうか。

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