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投資信託に「売り時」はある? 売却の基礎知識や失敗しないためのポイントを初心者向けに解説

マイナビニュース / 2024年8月19日 12時46分

なお、取引で損失が出て損益通算や繰越控除などをしたい場合、確定申告をする必要がありますので注意しましょう。
4.長期保有を前提とする

投資信託はいつでも売却できますが、長期保有を前提に運用しましょう。長期保有することで、「複利効果」と「価格の振れ幅を抑える」という2つのメリットが得られるからです。複利効果とは、運用で得た利益を再び投資に回すことで、利益が利益を生み雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。

また、積立形式で一定額の投資信託を定期的に購入していくと、長期投資によって価格の振れ幅を抑える効果が期待できます。反対に、短期で見ると、購入のタイミングによってはリターンがプラスやマイナスに大きく変動する可能性があります。

投資信託はいつかは売却のタイミングを迎えますが、基本的には長期保有を前提とした運用計画を立てましょう。
■投資信託の売り時はいつ? おすすめの売却タイミング6選

投資信託の売り時として適切なのは、これからご紹介する6つのタイミングが考えられます。ご自身の投資目的などと照らし合わせ、売却タイミングの参考にしてください。
1. 投資の目的のタイミングが到来した時に売却する

子どもの教育資金を準備する、退職後の生活資金を確保する、車や住宅を購入するための資金を蓄えるなど、投資信託を運用する目的は人それぞれです。「目的の時期が到来したら投資信託を売却する」と決めておくと、資金を計画的に準備でき、タイミングに迷うことなく投資信託を売却できるでしょう。

ただし、投資信託を売却したい時期に基準価額(投資信託の値段)が下がっているケースも考えられます。売却予定の時期が近づいてきたら、売却のタイミングを見計らっておくといいでしょう。
2. 目標金額に達した時に売却する

「〇年後までに〇〇万円貯める」という金額の目標を立てている人は、目標金額に達した時点で投資信託を売却するのもいいでしょう。目標金額に達した時点で売却すると決めれば、必要な資金を確実に手にすることができます。

ただし、目標金額に達した時、特に現金が必要でない場合、リスクがあることを踏まえたうえで、さらに運用を続けてより大きな資産形成を目指すのも一つの選択肢です。
3. より魅力的な投資先が見つかった時に売却する

保有している投資信託よりも高いリターンが期待できる他の投資商品が見つかった場合、保有している投資信託を売却し、他の投資先のために投資資金を確保するという方法もあります。

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