1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

投資信託に「売り時」はある? 売却の基礎知識や失敗しないためのポイントを初心者向けに解説

マイナビニュース / 2024年8月19日 12時46分

投資信託の価格が大きく下がったとき、多くの投資家はパニックに陥り、すぐに売却してしまう人も少なくありません。しかし、価格の下落は一時的なものである可能性もあり、長期的な視点で見れば回復することも多いです。そのため、短期的な価格変動に惑わされず、元々の投資計画に忠実でいましょう。

投資の基本的な目的は、長期間保有し続けて資産を増やすことです。短期的な目線で慌てて売却を判断するのではなく、長期目線で冷静に判断するようにしましょう。
2.値上がりした場合、全てではなく一部だけ売却する

保有している投資信託が値上がりして目標としている金額に達した場合などは、投資信託を売却して現金化するのに良いタイミングです。しかし、保有している投資信託を全て現金化する必要がない場合、一部だけを売却することも検討してみましょう。

一部だけを売却して運用を続ければ、投資信託が値上がりした場合はさらに利益が得られますし、値下がりした場合は目標金額に達した資産の目減りを防ぐことができます。
3.マーケットタイミングを避けて売却する

市場のタイミングを計ることは非常に難しく、多くのプロの投資家でさえ成功できません。そのため、マーケットタイミング(安い価格で購入し、高い価格で売却すること)を避け、ドルコスト平均法のような定期的な投資を行うことをおすすめします。

これにより、市場の上下に惑わされることなく、一定の投資を続けることができます。
4.申し込みから売却・入金までのタイムラグに気を付ける

投資信託では、売却の申し込みをしてから実際に売却され、入金が行われるまでの間にタイムラグがあります。また、売却の際の基準価額も、申込時のものではなく売却注文の後で決定される価格が適用されます。

そのため、特に現金が必要で投資信託を売却する場合、入金までのタイムラグや実際に適用される価格に気を付けて売却の申し込みを行いましょう。
■投資信託の売り時は、あらかじめ決めておこう

投資信託を売却すれば現金が得られますが、売り時を誤ると損失につながる恐れがあります。予定していた金額や、それ以上の資金が手にできるように、投資信託の売り時はあらかじめ決めておくようにしましょう。

特に、価格が下がった時には慌てて売却してしまいがちですが、後から振り返ると「そのまま保有していれば良かった」というケースが多いものです。そうした失敗を防ぐためにも、自分が決めた売り時まで計画的に運用を続けていきましょう。

武藤貴子 ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント 会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中 この著者の記事一覧はこちら
(武藤貴子)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください